Garden


star trail


参加者


GM.ひぃらり/ハイネ
PL.千穂/シド・レスポール
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GM:【queued】
GM:【STOP】
GM:それでは!「star trail」セッションを始めさせて頂きます!よろしくおねがいします!
シド:よろしくお願いしまーす!
GM:【relaxation】
GM:善陣営のシドさんの導入から処理します。日も暮れ夕方になり、静かな夜の到来です。今頃シドさんは一人で何をしているころでしょうか?
シド:窓を開けて夜風に当たりながら涼んでいます。
GM:窓から外を眺めていると、チカチカと何かが一定間隔で光っています。シドさんが目にしたのは夜の空に駆ける沢山の流れ星。今日は特別な極大日なのか、川の水のように次々と四方八方へ流れて行きます。
シド:「わっ・・・すっげーな」 目をぱちくりさせて感動しています。いいもんみた。
GM:流れては消えて行く星々に思いを馳せている頃。ふと、火球ほどの大きな一筋が走って行きます。それは軌道を逸れ、まっすぐシドさんの元へやってきました。あっ、と思った瞬間のこと。その星はシドさんの体をすり抜け、蒸発します。
GM:その途端、シドさんの視界は歪み、意識は遠のき、深い深い眠りへと誘われるのでした。目を閉じる瞬間、どこか遠くで鐘の鳴る音が聞こえてきます。おやすみなさい。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【star trail】
GM:近くでさざ波の音が聞こえる。柔らかい砂の感触が手を伝う。誰かに体を揺すられ、シドさんは目を覚まします。
シド:「ん・・・ああ・・・?」 体をゆすられて眠たそうに起き上がります
GM:シドさんは、自分がいつも身につけていた洋服、道具、そのような物はいっさい身に付けていませんでした。代わりにどこか民族衣装のような服を身につけていますね。傍らには自分と同じように目を覚ました風の、こちらも民族衣装を身につけた金髪の女性が身を起こしています。
シド:「ん・・・?お前、誰だ?」 きょろきょろ周りを見回してその女性の存在に気づき、問いかけますね
眼帯をつけた青年:「おはよう、大丈夫?」少し混乱気味の2人の前には、眼帯をかけた青年が目線を合わせるように座っています。どうやら声をかけたのはこの青年のようですね。
シド:「ん、ああ・・・大丈夫には大丈夫なんだが。ここ、どこだ?さっぱりわけがわかんねえ」 
ハイネ:「ん、んん・・・どうやら外で眠ってしまったようだな・・・」金髪の女性は目をこすろうとして、自分の手についた細かい砂におや、という顔をしています。彼女にもこの場所は身に覚えがないようですね。
眼帯をつけた青年:「君たち、浜辺で寝るならシートをかけた方がいいよ。服が砂だらけになってしまう。……、ここら辺じゃあ見ない顔だね。ご新規さんかな?」彼は少し微笑みます。彼の横に居た黒猫もにゃあ、と一鳴き。
シド:「ん・・・まあそうなるのかな。お前は・・・ここの人なのか?」 問いかけながらあたりを注視してみます。
眼帯をつけた青年:「?、ここは”スタートレイル”っていう街の中だよ。僕の名前はコラプサー。この街の住人だよ」シドさんの言葉にやや首をかしげつつ、話を紡ぎます。「君達は外から来た人?この街は死に際に強い思いを残したもの、死ぬには早すぎたもの、生まれて来る前に命を落としたものが集うんだ。君達も死んだのか、その割にはまだあったかいな……」
シド:「死・・・!?」 その言葉に驚きます。 「え、俺死んじゃったのかよ!?」 ものすごくあわてる。 「そういえばなんか流れ星がぶつかってきて・・・うーん」
ハイネ:「なん…だと…そうか…私は…死んでしまったのか…死因が流れ星とは…なんとも情けない…」女性はどこか落胆したような様子でがっくりと地面に手をつけています。
シド:「なんだ、お前もか?」 となりで同じような呟きが聞こえたので話しかける。 
ハイネ:「君もか…ああ、自己紹介が遅れたな。私は、ハイネという」ハイネという女性は落胆しながら答えます。
コラプサー:2人の反応を見たコラプサーは顎を抑えながらうーん、と唸ります。「おかしいな、この街に来る人たちはみんな鉄道に乗って来るんだけど……もしかしてその流れ星とやらが迎えに行く人を間違えて、此処まで運んで来ちゃったのかも。」
シド:「ハイネ、か。俺はシドっていうよ。なんだかよくわからねえけど、よろしくな」
コラプサー:「シドに、ハイネ。うん、僕の見解だと君達はまだ死んでいない。多分寝ているだけだ。ただ、もしかしたら昏睡状態になっている可能性もある。」
シド:「はあ・・・なるほどな。とにかく不思議なところなのはわかったよ。 ・・・そ、そうか。ならとりあえずは安心したぜ・・・そうだといいな」
ハイネ:「! まだ私は生きているのか!」ハイネはがばりと顔をあげ、喜びの表情を見せています。
コラプサー:「君達がこの街に居続けると生気を奪われて本当にこの街の住人になりかねない。少なくとも、24時間以内には、此処から出られる方法を見つけないとね。」
シド:「ん、なるほどな・・・。しかし、どうやって探したもんか。・・・コラプサー、お前はなんか心当たりとかあったりしないか?」
コラプサー:「知っていると言えば知ってはいるけど……」と、やや口を濁しながら苦笑い。
シド:「・・・ん?なんか言いにくいことなのか」
コラプサー:「ううん、そういうわけじゃないんだ。この街から外へ出るには2つの方法があるんだけど、それには特別な道具を使うか、あるモノの助けが必要なんだよ。」「まずひとつ。夜半のランプっていう道具を使って、街のトンネルを照らしながら歩いて行くこと。これがないとトンネルから抜け出すことができない。ふたつめは、魔法使いのピエールっていう子に頼まなきゃならない。でも彼はあちこち飛び回ってて中々帰って来ないんだ。」
ハイネ:「魔法使い・・・」
シド:「ふんふん・・・覚えておくよ。夜空のランプ・・・か」
コラプサー:「夜半、だよ」くすくすとコラプサーはシドさんの言い間違いを訂正します。「ランプは売っている物じゃなくて、資材を集めて自分でつくるしかないんだ。ただそれを使うには、この街を守るナビゲーターっていう人たちの許可も得なきゃならない。魂だけの存在が勝手に街から出て行ったら危ないからね。」
コラプサー:「ピエールは猫の魔法使いなんだ。彼がどうやったら帰ってくるかは、僕にもちょっと分からないね。方法を探し出すしかない」
シド:「あ、わるい」ちょっと恥ずかしそう。「そうなのか・・・けっこう順序が必要なんだな」
コラプサー:「君達が本当に外に出たいと思うなら、僕は手を貸すよ。どうする?」
シド:「そいつとは会えたらラッキーぐらいに思っとこう」
シド:「本当か!?そりゃあ、すげえ助かるよ、コラプサー。頼んでもいいか?」
ハイネ:「本当か!ぜひとも、助けていただきたい!」
コラプサー:「おっけーおっけー、じゃあ、まずはランプの資材集めにでも行こうか。おっと、その前に……」
コラプサー:1d2+1
DiceBot : (1D2+1) → 2[2]+1 → 3
コラプサー:「ん、今はこれしか持ってないや。」コラプサーは懐から磨かれたオレンジ色の鉱物を取り出し、2人に3つずつ手渡します。「この街では物々交換が基本なんだ、何か欲しい時はこれを使って。」
シド:「お、おう。なんだこれ、キレーだな。ありがとう。そうするよ」受け取ります。
シド:「ここにはなにがあるんだ?」 といいながら、きょろきょろ周囲に聞き耳と注視をば。
ハイネ:ハイネもありがとう、と鉱石を受け取って服にしまいます。
GM:みなさんが今いる場所は薄青と半透明のグラデーションがかった海に、やわらかな白い砂浜が広がっています。さざなみの心地いい音が聞こえる。浜辺にはコルク栓でしめられたボトルがひとつ打ち上げられています。距離を置いた場所には灯台も見える。灯台の方へ行くこともできそうだ。現在位置からでは、探索者とコラプサーとラル以外の姿は見当たりません。
シド:「ん?なんだろう、あれ」 立ち上がってボトルを拾いに行きます。
コラプサー:「おや、何か見つけたのかい?」コラプサーとラルもシドさんの後をてってこ着いてきます。ハイネも少し遅れて着いてきますね。
GM:ボトルを見れば、中には青い海水と、橙色の貝殻が入っていますね。
コラプサー:「綺麗な貝殻だね、誰かのボトルメールかな?」
シド:「でも、手紙がはいってないぜ?」 ボトルをくるくるしながらじっくり見てみます。
コラプサー:「入れるのは何も手紙だけとは限らないのかもしれないよ。その貝殻に、誰かが想いを託したのかもしれない。折角見つけてあげられたのだし、持っておいたら?」
シド:「ん・・・そうか。なるほどな。うん、きれいだし、持っておこうかな」
GM:貝殻は夕日をそっくり映したように、橙色に染まっていますね。とても綺麗だ。
GM:シドさんはアイテム「ボトル(青い海水、橙色の貝殻)」を入手します。持ち物に加えてください。
シド:加えました!
GM:さて、他にこの場所でやりたいことはありますか?
シド:とりあえず灯台のほうに行ってみようかと思っている様子。ハイネさんにどうかな?と伺います。
ハイネ:「あの白い塔か?うむ、行ってみよう」ハイネは頷き、了承します。
GM:「あ、そうそう言うの忘れてた。この街は夕方と夜を交互に繰り返すからちょっと時間感覚が狂うかも。星明かりと、街には外灯があるから、出歩くには問題ないと思うけどね。」ここからコラプサーが行動を共にします。現在の時刻は夕方の12時です。1回の移動につき30分の時間を時間を要するのでご注意ください。制限時間は12時間、夜が来てしまうとタイムアウトです。
シド:了解しました。「じゃ、行ってみようぜ」 と、灯台の方へ歩き出します。
GM:3人と一匹は灯台へと歩いていきます。現在時刻は0時30分。海を臨むように建つ白い灯台です。てっぺんでは光がチカチカと瞬いています。中にも入れそうですね。
シド:灯台の周囲を注視してみます。何か変わったことはありますか?
GM:特に変わったことはありません。海を赤く染める、沈まない夕日が綺麗だ。いつまでも沈むことがない夕日に不思議な感覚を覚えるかもしれませんね。コラプサーの後ろでは猫がててててっと足に付いてしまった砂浜の砂を飛ばしています。
シド:猫、かわいい
シド:「ホントに、綺麗なところだな・・・」 ほーっとその景色に見とれつつ、灯台の中へ入って行こうかな。
GM:猫飼い主ならこの表現で何をしているかすぐイメージできるだろうとおもって。
シド:うんめっちゃ想像できたかわいい
GM:灯台の中は一階と二階に分かれているようです。一階には特にめぼしいものはありませんが、二階へと通じる階段がありますね。
シド:きょろきょろしつつ、二階への階段を発見し、とててっと昇って行きます。
GM:二階は小さな部屋のようになっていました。室内の中心には光を発するための機械が設けられていますね。360度海岸を見渡せる窓辺の近くに丸い机と椅子があります。
シド:丸い机に注視してみます。なにかあるかなあ
GM:整頓された机の上には読みかけの本や、作りかけのアロマキャンドルがいくつもあります。また、「お出かけ中。御用のある方は Cafe Nocturne まで。 ホロアス」という書き置きがのこされていますね。この部屋に住んでいる人の伝言でしょうか。
シド:「ホロアス・・・知り合いか?コラプサー」
ハイネ:「これは・・・キャンドルか?こんな形に作ることもできるのだな・・・!」ハイネはアロマキャンドルに興味を示したようで、その中でも目を引く真っ赤なりんご型のアロマキャンドルを手にとって眺めています。
シド:「・・・勝手に触って大丈夫なのか?でも、たしかに可愛いな。ホロアスってやつは器用なんだな」
コラプサー:「知り合いといえば、知り合いかな。さっき言った、五人のナビゲーターの内の一人だよ。おっとりとした雰囲気の女性なんだけど、どうやらアロマキャンドルを作るのが趣味みたいだね」コラプサーはアロマキャンドルには触らずにそれを眺めていますね。
ハイネ:「む、そうだな。悪かった」ハイネは慌ててアロマキャンドルを元の場所に戻します。
シド:「ふんふん。女の人か。 ・・・ノクターンって店はどこにあるんだろうな? そこへ行ってみるのもありか」 うーんと腕を組みます。
シド:読みかけの本が少し気になりますが、どんな本でしょう?ちょっと覗いてみます。
コラプサー:「欲しいのなら、彼女に頼んでみるのもいいかもしれないね。Cafe Nocturneに行ってみるかい?」あそこのカフェのフルーツタルトとココアは絶品だよ!とコラプサーが一押し。
GM:本はどうやら慎ましやかな恋愛小説のようです。内容は詩的な表現が多く見受けられます。
シド:「へえ、食べてみたいな・・・」 お腹が鳴る。 「ああ、行ってみるよ。案内してもらえるか?」 とコラプサーさんに頼んでみます。本の内容については(あ、ホントに女の人らしい女の人なんだな)と思った様子
シド:「でも、頼むのも時間くうし、欲しいのをもっていって聞いた方がいいかもしれないな」
ハイネ:「フルーツタルトか・・・そういえば腹もすいてきたな」おなかが小さく、クゥとなる。「!もしいただけるのであれば私はこの赤いアロマキャンドルが良いぞ!」ハイネは先ほど手にしていた真っ赤なりんご型のアロマキャンドルを指差してアピールしています。
シド:「よし。じゃあそれ持って行って聞いてみようぜ。だめだったら返せばいいし」
コラプサー:「うん、そうだね。持って行ってもいいと思うよ」
シド:「そっか、よかった」
ハイネ:ハイネは慎重にりんご型のアロマキャンドルを手に取ります。
コラプサー:「それじゃあ、Cafe Nocturneへれっつごー!」灯台から出ると、コラプサーは街の方へと歩いていきます。
シド:「おう!」 ついていきます。
GM:にぎやか、というほどでもありませんがこの街はそれなりの人口を占めているように思えます。住人の多くは人の形を成していますが、中にはツノやしっぽ、翼が生えていたり、動植物に似た容姿をしているなど、一概に人間としてまとめることの出来ないような姿をした者も沢山居ますね。ついでにこの街の案内板を見つけました。このエリア一帯には海岸の他に時計塔、図書館、カフェ、自然公園などがあるようです。何かこの場でやりたいことがあれば、ロールをどうぞ。
GM:現在時刻は1時ですね。
シド:きょろきょろあたりを注視して発見できるものはあるでしょうか。また町のざわめきに対して聞き耳をしてみたいです。
GM:これと言っておもしろい話はありませんでしたが、シドさんの近くで「俺の楽譜どこに行った」とぼやく青年の声が聞こえました。シドさんが目を向けた先には、淡い茶髪でマフラーを掛けた、青いピアスをしている青年がうろうろしています。一通りそこらへんをぐるぐるしたあとどこかに行ってしまいました。辺りをキョロキョロしていたシドさんの肩を叩き、コラプサーがカフェはあっちだよと一つの店を指差しています。
シド:「楽譜なんて探すの大変じゃねーのか・・・見つかったら教えてやらないとな」 
シド:肩を叩かれるとそちらへ向き、「よし、じゃあ入るか」と店のほうへ行きます。
GM:お店はやや小規模ながらも、案内板に載るくらいですから繁盛はしているのでしょう。ちりんと小さなベルを鳴らして店内に入ると、ふわりとコーヒーの良い香りがしてきます。
GM:【silence】
GM:三人が店内に入ると、黒いツノを生やしたマスターがにこやかにお出迎え。空いている席へどうぞと案内をします。住人の種族がバラバラなせいか、猫も一緒に入店できるようですね。
GM:カウンター席付近に置かれた蓄音機からゆったりとした音楽が流れています。あまり騒がしくもなくのんびりできそうです。
シド:こちらも笑顔で会釈をかえしつつ。案内された席へつきます。
シド:あ。その前に
GM:その前に
シド:マスターに、「ホロアスって人がここにいないか?」って聞いてみたいです。
GM:マスターはあちらの席に座っている女性ですよ、とそちらを手で指してくれます。然程広くはない店内、マスターが示した方では楽譜を広げた人物らがケーキやコーヒーを口にしながら談笑していようです。
シド:おお。では声をかけにいこうかな。ホロアスさんは何人かで座っているのかな?
シド:マスターにありがとうと礼を言います。
GM:マスターは会釈を返して仕事へと戻ります。その人物達の中にいる外見年齢20歳前後の、青髪の毛を緩く結った垂れ目の女性がホロアスさんなのではないかなとシドさんは思います。机にはコラプサーと同い年くらいのシンプルな格好をした男性と、ホロアスさんだと思われる女性、肌がやや薄水色で、民族衣装のような格好をした少女?がいますね。
シド:ほうほう。ではそのホロアスさんらしき青髪の女性にちかよって、声を掛けます。「急に悪い。灯台にあった置き手紙を読んでここへ来たんだが、ホロアスさんかな?」
GM:シドさんの声かけに三人とも視線を向けます。青髪の女性が「私がホロアスですわ」と小さく手をあげ、微笑みます。
ハイネ:ハイネはシドさんの後ろで心なし小さくなってアロマキャンドルを持ったまま成り行きを見守っています。
シド:「ああ、よかった。俺、シドっていいます。俺たち、夜半のランプを作って外へ出たくて。 それでナビゲーターを探していたんだけど・・・まだなにもわからない状態なんだ。よければいろいろ教えてくれないかな。 ・・・あ、あと。あの机にあったアロマキャンドル、綺麗だったから気に入っちゃってさ。よかったらなんだけど、ひとつもらえないかな?」 と、小さくなっているハイネさんの手に持たれたキャンドルを指さして言います。
ハイネ:「実は、私達は死んでいないのにこの街に来てしまったようなのだ…手間をかけるが、どうか許可を頂けないだろうか」アロマキャンドルホシィ!
シド:ホシィ!
GM:「そうなのですか、私は構いませんわ。生きているのなら、帰る場所に帰らないといけませんものね。あら、私のアロマキャンドル…気にっていただけたのですか?使っていただけるのであれば、私も嬉しいですわ。どうぞ、持って行ってください」ホロアスは所持していたバッグからペンと紙を取り出し、さらさらとサインを書いてシドさんに手渡します。また、同様の理由でとなりにいた少女もサインを書いています。どうやらこの席にいる者は皆ナビゲーターだったようですね。なんなく2人分の了承は得ましたが、青年の方は少々思案したあと「帰ったら何やりたいんだ?」とシドさんとハイネへ聞いてきます。
シド:「本当か?ありがとう、嬉しいよ」 お礼を言います。青年の問いかけに対し、うーんとうねります。「そうだな・・・帰るのを待ってるやつがいるかもしれないのと・・・俺はそいつらに会いたいのと・・・ なにより、放っておかれた畑がどうなっちまうのかが気になって仕方ねえ」
ハイネ:「私も同じ理由だ、元居た場所に会いたい者たちがいる。帰ったら、そうだな…私がいなかった間心配をかけていなかったかと、その者達をぎゅっと抱きしめてやらないといけない」
GM:「………ふうん、」青年はシドさんとハイネの眼を覗きこみ、また空中を眺めて考える。ポケットの内側から一枚のコインを出し、答えます。「理由は正当だな。じゃあ、賭けをしようぜ。こっちの音符が描いてある方が表、無地が裏、三回コイントスして二回表が出たらサインを書く。お前の意思を見せてみろ。」青年はシドさんに賭けを申し込んでいますね。
シド:「お、そうか。望むところだぜ」 応じます。
GM:と言うわけで賭けゲームです。表を二回出してください。
シド:choice[表,裏]
DiceBot : (CHOICE[表,裏]) → 表
シド:choice[表,裏]
DiceBot : (CHOICE[表,裏]) → 表
シド:「よっしゃ!ついてるぜ」
GM:「へえ、ツイてるなお前。ほらよ。」青年は慣れた手つきでサインを書いてシドさんに渡します。「次はそっちだな」そしてハイネへコインを渡す。
ハイネ:「わ、私もか」ハイネはアロマキャンドルをソッと机へ置いてコインを持ちます。
...持ちます。
投げ方がわからないようで手がぷるぷるしています。
あーっ、指の上からコインがーっ、あーっ!
ハイネ:choice[表,裏]
DiceBot : (CHOICE[表,裏]) → 裏
ハイネ:choice[表,裏]
DiceBot : (CHOICE[表,裏]) → 表
ハイネ:choice[表,裏]
DiceBot : (CHOICE[表,裏]) → 裏
ハイネ:oh
シド:OHHHH
ハイネ:「シド…どうやら私は帰れないようだ…せめてお前だけでも…」
ハイネはそっと床からコインを拾って青年へと返します。
シド:「マジカヨ。置いていけるわけねーだろ阿呆!くっそ・・・どうしようかな」
シド:「なあ、コラプサー。これってナビゲーター全員のサインが必要なのか?」 と振り返って問います。
GM:青年は残念だったな、と返しコインをしまいます。「そうがっかりするな、まだ話がある。交換条件だ。俺の先輩が楽譜なくしてそこらへん彷徨ってるから見つけるの手伝ってやってくんねえかな。」「手伝って貰えるなら、サインをもう一枚書く。どうだ?」
GM:コラプサーは先ほど案内された空き席にちゃっかり座ってメニュー表を眺めていますね。こっちの話は全然聞いていなかったようで、視線を向けると手をふってきます。
シド:「って、いねぇし! ・・・おお?乗ったぜ!!そいつ、さっき外で見かけたな・・・。楽譜の在りかって、なんか手がかりはないのか?」
GM:「ん、さっき会ったのか?いつもぼさーっとしてるから大事な楽譜やペンがなくなるのなんの……」「どこだろうなぁ…自然公園か、図書館か、それとも時計塔か…あの人色んなところ彷徨いてるからな…」
GM:青年は遠い目をしています。苦労しているようですね。
シド:「ふう〜ん。ちなみに、いろんな人が楽譜書いてるけどさ、この町って音楽が栄えてるのか?」
GM:「楽譜を持っているのはボク達みたいなナビゲーターだけだヨ〜!この街は夕方と夜を幾度も繰り返すかラ、気が滅入らないように音楽で明るくしようっていうわけサ!」ホロアスのとなりに座っている少女が答えます。
シド:「へえ〜、そういうわけなんだな。教えてくれてありがとよ」
GM:「いやいヤ、お安い御用サ〜!」
シド:「さて、俺たちはそいつを探しに行くかな・・・あ、そいつ、名前はなんていうんだ?」
GM:「晢介って名前だ。マフラーを巻いた厚着の男で、淡い茶色の髪と、左耳に青いピアスを付けている」
シド:「OK、了解したぜ。じゃあひとまずは、そいつを探してみるよ。ありがとな」
シド:手を振りますね。
GM:三人は手を振り返してくれます。
シド:ではコラプサーのいる席へ行って、「用事ができた。ちょっと探し人をしてくるぜ、お前はここでゆっくりしてるか?」 と聞きますね。
GM:「えっ、折角きたのに食べていかないの?人数分のお水ももらっちゃったんだけど…」机の上にはシドさんとハイネの分もコップに入ったお水が乗せられています。
コラプサー:「君達がいくのであれば、僕も着いていくよ」
シド:「ん。じゃ聞きたいこともあるしなんか頼もうかな」 そうだなせっかくはいったしな・・・と、席につきます。
GM:空席には予め用意されていた手作りのメニュー表があります。本日のおすすめはフルーツタルトorシフォンケーキとコーヒーのセット。単品ではチョコレートつきココア。昼食であれば、オムライスなんかどうでしょう。メニュー品の横に鉱物×1と書いてありますね。どうやらどれも均一の値段のようです。
シド:「うわっ迷う」 めちゃくちゃ悩んでいる。
シド:「ハイネはどうする?どれもおいしそうだよな・・・」
ハイネ:「うぅ・・・フルーツタルトとコーヒーがセットなのか・・・私は出来ればココアが・・・変えてもらったりなどは出来ないのだろうか・・・」マスターさんをちらっちらっ。お願いできたりしないかな?ちらっちらっ。
シド:「俺もそれ思った」 ちらっちらっ。
シド:しててもしかたないのでマスターを呼びます。
GM:では二人のそわそわした視線に気がつき、食器を拭いていたマスターがどうされました?と机までやってきました。
シド:「なあ、このタルトのセットの飲み物、ココアに変えられたりしないかな・・・?」 遠慮がちに聞いてみます。
GM:「いいえ、大丈夫ですよ。苦い物が苦手なお客さまもいらっしゃいますからね。他にご注文はお決まりでしょうか?」マスターはにこやかに微笑んで頷きます。
シド:「お、やったぜ!ありがとうマスター。じゃあ俺とハイネはそのセットでいいな。コラプサーは、どうする?」
コラプサー:「はは!マスターいつもの!」
GM:マスターは三人分のメニューを伝票に書き込み、会釈して厨房の方へ戻って行きました。
シド:「いつものっていいな」
コラプサー:「うん、一日に一回は必ず来るよ。
まあいつもの!っていってもいつも食べてるのバラバラだけどね!」つまりランダムである。
シド:「はは。なんだそりゃ」 笑います。
シド:「なあ、ところでさ」 話を切り出します。
「夜半のランプって、具体的にどうやって作るんだ?」 
コラプサー:「ランプの資材を集めるにはまず光の原料になる鉱物あつめかなあ。
郊外の自然公園に採掘所があるんだ。
それから金具と紐と鉱物を覆うガラスと……細かいのは雑貨店で揃うと思うよ」
シド:「なるほどな。じゃあ、人探しのついでがてら、
鉱石を集めて・・・雑貨屋にいくのは最後でよさそうだな」
シド:「あと、そのトンネルがどこにあるかも聞いておきたいな」
コラプサー:「行き先は任せるよ」
コラプサー:「トンネルは僕が場所を知っているから、
ランプが出来たら案内しようと思ってるよ」
シド:「ん、わかったぜ。それと・・・」 ほかに聞きたいことはあったかな、と腕組み。「ナビゲーターって、普段はどんな仕事してるんだ?」
コラプサー:「街の治安を守ったり、時には音楽家だったりと、
つどう魂を導く役目を担っているんだ。彼らの特徴としては楽譜を持ち歩いていたり、
ナビゲーターの証となる星と五線譜のブローチを胸元に付けているんだよ。
彼らも楽譜を持って、胸にブローチをつけていただろう?目印ってわけさ」
シド:「なるほどな。じゃあ他のナビゲーターを探すにはそれを目印にすればいいのかな・・・他のナビゲーターがどこにいるかは、知ってるのか?」
コラプサー:「そうだなぁ。残りのナビゲーターは図書館と…
もうひとりはいつも彼方此方彷徨いているから分からないな」
シド:「んん〜〜〜そうなのか。わかったぜ。ありがとう。 
・・・これで、多分聞きたいことは全部だ」 ぺこりと頭をさげてお礼を言います。
コラプサー:「どういたしまして」
GM:さて、注文してほどなくした頃。マスターが三人分のメニューを運んできました。
シドさんとハイネには盛りだくさんのフルーツが薄いゼリーでコーティングされたタルトと、
星形のチョコが添えられたココア。
コラプサーは頻繁に頼んでいるであろうサンドイッチと、
黒猫用に魚型のクッキーが差し出されましたとさ。
シド:「うまそー。いただきます」 手を合わせてフォークを手にとっていただこう。 
ハイネ:「おぉ…!これは見事な!美味しそうだな!!いただきます」
ハイネもきちんと手を合わせてフォークを手に握ります。
GM:しっかりとした甘さがある、だがくどくはない。
タルトとココアもとてもおいしいですね。もぐもぐ。もぐもぐ。うみゃい。
シド:もぐもぐもぐもぐおいしいぞ
GM:2人の食べっぷりにマスターもコラプサーもふふふ、と微笑んでいます。
こんなに喜んでくれれば作りがいもあると言う物でしょう。
シド:「マスター、これめっちゃ美味しい!」 
GM:masuta- ha
GM:マスターはありがとうございます、と会釈を返しにこやかに微笑んでいる。
シド:にひひと笑みを返します。
ハイネ:「マスター、私もだ!とても美味しいぞ!」
ハイネにもマスターはありがとうございます、と会釈を返し嬉しそうにしていますね。
コラプサー:「さて、お腹もいっぱいになったし次はどうするんだい?」
シド:「ん、そうだな・・・とりあえずは・・・
マフラーした茶髪の男を探しつつ、自然公園に向かおうかと思ってる」
コラプサー:「分かった。それじゃあ、勘定をしてこようか」
そう言うとコラプサーは席を立って、カウンターに一つ鉱石を置きます。
シド:ではシドも鉱石をふたつぶん取り出して置きます。
GM:おや、セット代金なので鉱石は一つで大丈夫ですよ。
シド:おっハイネさんのぶんも一緒に出そうかと
GM:なんと優しい
GM:「おそまつさまでした。お客様、おみやげにマカロンをどうぞ。」
GM:choice[猫,星,丸,ハート,兎] シドさん
DiceBot : (CHOICE[猫,星,丸,ハート,兎]) → 猫
GM:choice[猫,星,丸,ハート,兎] ハイネ
DiceBot : (CHOICE[猫,星,丸,ハート,兎]) → 星
シド:「おおお!なにからなにまでありがとな、マスター!」 嬉しそう
GM:choice[猫,星,丸,ハート,兎] コラプサー
DiceBot : (CHOICE[猫,星,丸,ハート,兎]) → ハート
GM:「はい、ありがとうございます。」猫と星とハート型のマカロンが一つずつ渡されます。支払いを済ませ、皆店の外へ出て行きます。
ハイネ:「し、シド!わわわ私の分まで支払いを、その、すまない!ありがとう!」
ハイネはあわあわしていますね。
シド:「おう」 
コラプサー:「やだかっこいい」
シド:「なんでだよ」
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