Garden


星の籠庭


参加者


GM.千穂
PL.ひぃらり/東堂 紫音
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GM:【オレンジ色の猫】
GM:【STOP】
紫音:【星の籠庭】
GM:ではでは、GARDENシナリオ「星の籠庭」セッションを開始いたします。よろしくお願いします!
紫音:お願いします!!!
GM:では、紫音さん。あなたは、昼間の探索にて、「猫の首輪」を入手しています。
GM:夜になり探索を終えて、 紫音さんは眠りについています。 ──不思議な夢を見る。    探索者は、オレンジ色の猫と出会います── そして、探索者が目を覚ますと、そこは奇妙な館でした。
紫音:スヤァ・・・
紫音:ニャンコマッテヨォ・・・ムニャムニャ・・・
GM:さて、紫音さんが目を覚ますのは、一般的な狭い洋室。 椅子が所狭しと並んでいて、倉庫のようになっている部屋ですね。
GM:紫音さんはまだおねむでしょうかね。
紫音:頭ぐらぐらしながら椅子並べて寝直します。
GM:寝るのにちょうどいいふかふかのソファを見つけられることでしょう。
紫音:フカフカニャアゴ
GM:ぐうぐう。
紫音:1時間位寝直そう・・・すやぁ・・・
GM:では、紫音さんがぐっすり眠っているとですね。
GM:こんこん、と部屋をノックする音が聞こえますよ。
紫音:「ハイッテマァスゥ」むにゃむにゃ。
シャウラ:「ごめんなさい、誰かいる・・・?」 ドアの隙間から少女が顔をのぞかせます。
シャウラ:「あ・・・やっぱり。ここにいた」 
紫音:「ダカラハイッテマスッテェ・・・ムニャ・・・あれ、レサト・・・?」
シャウラ:しかし、少女は紫音さんが寝てることに気づき、手近にあった毛布をかけてあげようとします、しました。
シャウラ:・・・紫音さんの言葉に少し驚いて手を止めましたね。
紫音:「・・・あれ、違うね・・・だれ?」薄目をあけて、見たので間違った模様。起きます。
シャウラ:「・・・?あたしの弟のこと、知ってるの・・・?」
紫音:お目目擦りながら意識を覚醒させる、レサトとそっくりの女の子がいることに一瞬驚き、聞き返します。「弟・・・?んん・・・あれ、ここどこ・・・」
シャウラ:「あたしはシャウラ。魔術師さんの付き人をしているの。 ここは、その魔術師さんの家よ。 ・・・あなた、オレンジ色の猫を見なかった?あの子を追って、ときどきここへ迷い込んでくる人がいるの」
紫音:「・・・猫はぁ・・・あ、夢の中で見たかもしれない・・・魔術師・・・?あれ、ここ塔じゃないの・・・」
シャウラ:「レサト・・・は、あたしの弟。いろんな所を飛び回っている子だから、・・・もしかして、あなたとも会ったことがある?」 
紫音:「ん・・・レサトは・・・友達かな、うん、友達。・・・ここってレサトの家なの?」
シャウラ:「そうね。今は家を開けていて、ここにはいないけれど」 肩をすくめます。
シャウラ:「そう、友達・・・」 少しほほ笑みますよ。「うらやましいな。あたしも友達が欲しい」
紫音:「もしかして、ある日いきなりいなくなった?」
シャウラ:「・・・うん。猫の餌を買いに行ったきり、帰ってこないの。急にいなくなるのはいつものことだけど、こんなに長いのは久しぶり」
紫音:「んっwwwwっと、シャウラ・・・ちゃん?さん?僕は、紫音。レサトのお姉さんなら、きっと僕とも気が合うよ。試しにお友達どうですか?」内心猫の餌発言に笑いたいけど我慢しました。
シャウラ:「???」 笑っている紫音さんには不思議な顔。「本当?嬉しい。その言葉だけでも」 やわらかにほほ笑みをつくると、スカートの裾を持ち上げてお辞儀します。 「よろしくお願いします」
紫音:「よろしくおねがいします」こちらもスカートの裾を持ち上げてお辞儀します。「・・・それにしても、椅子が多いね。僕倉庫で寝てたの?」
シャウラ:「んっとね・・・。”椅子の日”っていう、椅子が館中からあふれ出す日があるんだけど。 椅子を片付けるために、この空き部屋をつかっていたら、いつの間にか椅子だらけの部屋になってしまってね」
シャウラ:「でも、魔術師さんもお客人がくるとここで寝たりするわ。ソファ、ふかふかで気持ちいいでしょう?」
紫音:「椅子の日・・・?なんか・・・なんて言っていいかわからないけど・・・さすが魔術師の家・・・?ソファ気持ちよかったよ、高そうなのに勝手に湧き出てくるってよく考えると凄いね」ソファもっふもっふ
シャウラ:「たしかに、そうね・・・。たまにお客人の方もどれか気にいって持ち帰る人もいるわ。こんなに種類がばらばらじゃなかったら、お家でも使えるんだけどね」
シャウラ:「あ、そうだ」
紫音:「?」
シャウラ:「下にお茶の用意があるわ」 「ごめんなさいね、もとの所へ帰るには、魔術師さんの力が必要なの。魔術師さんは17時に帰るわ。それまで、お茶でも飲んで、ゆっくりしていかない?」 少女はほほ笑みながら問いますよ。
紫音:「いいの?それじゃあ、それまでお邪魔しようかな」柔らかく微笑み返す。優しいなぁ、さすがレサトのお姉さん、笑い方が雰囲気似てるとか思っているだろう。
シャウラ:「じゃあ、こちらへどうぞ」 少女は扉の先へと紫音さんを案内します。
紫音:着いていきます。
GM:さて、案内されようと部屋を出るとき、足もとに古びたメモを発見しますよ。
紫音:拾います。
GM:はい。ではメモを拾うと、以下の事が書いてあります。頭の中に 語りかけられるようにして、その内容を読むことができます。「ああ。また椅子の日です。 毎回毎回片付けるのも、ひと苦労ですよ。」 どうやら日誌の一部のようで、日付が書いてありますね。-羊の月 1番目の木曜日-
紫音:シャウラちゃんにこれ落ちてたよ、日誌のページかな?と手渡しておきます。
シャウラ:「あら」 シャウラは受け取ると不思議そうな顔をします。 「どうしてこんなところに落ちてるのかしら。ありがとう、きっとそうだわ」 シャウラはポケットにそれをしまいました。
GM:では、そのままシャウラの案内のまま、広間へ向かいますか?
紫音:向かいまーす!
GM:はーい!では広間へたどりつくと、マフィンと紅茶のおいしそうな香りが漂ってきます。
紫音:おなかすいたぜ・・・
GM:広間の中央あたりにはアンティークのテーブルセットがあり、その上にマフィン、トッピングのクリームやジャム、淹れたての紅茶が用意されていますよ。
紫音:苺ジャムはありますか!
GM:ありますよ!
紫音:やった!
シャウラ:「好きな所に座ってね」 シャウラは言います。
紫音:シャウラちゃんが座る椅子をちょっとだけ引いてあげよう。「僕がこれやるのも少しおかしい気がするけど、折角の女の子のお友達だしね」どーぞお座りください!
紫音:シャウラちゃんが座ったら紫音も座ります。
シャウラ:「あ、ごめんなさい、ありがとう」 シャウラはちょっと照れますね。 軽めのお辞儀をしてから座ります。
紫音:「どういたしまして」
紫音:「わー、苺ジャムまである!僕苺好きなんだ〜、いただきます!」マフィンに目を輝かせながらいただこう、むしゃむしゃ。「ねえねえ、シャウラちゃん。レサトの話聞いてもいい?」
シャウラ:「どうぞ、たくさん食べてね」 シャウラは嬉しそうです。
シャウラ:「レサトの話?いいけど・・・何から話したらいいかしら」 シャウラは首をかしげてそう聞きます。
紫音:「そうだなぁ・・・レサトね、今星見の塔ってところにいるんだけど、記憶をなくしてるみたいなんだ。なんでもいいよ、どんなのが好きだったとか、嫌いだったとか、他愛ないことで。・・・レサトの家族が話すレサトのこと、聞いてみたいんだ」
シャウラ:「記憶を・・・?」 少し怪訝な表情。心配と、”何故そんな目に?”という疑問の表情かもしれない。「そうねえ・・・あの子の好きだったもの・・・」 シャウラは深く考え込みます。なんだったかな・・・「身近にいるといざ思い出そうとすると難しいものね。 でも、そうね・・・紅茶は好きだったわ、甘いものはきらいだけど」
シャウラ:「あたしが知ってるレサトは・・・」 うーん、と考えながらも話してくれます。
紫音:「うん、僕も含めてなんだけど、そこにいる人皆記憶をなくしてるんだ。どこからきたのかも、何をしていたのかも全部。魔術師さんなら何か分かるかなぁ・・・?」「甘いもの嫌いなんだ、どうりでケーキ出した時すごい渋い顔してたわけだ」甘いもの嫌いと、聞いてくすくす笑ってます。きっと序章でケーキ投げしたときの事思い出してる。
シャウラ:「臆病だわ、とっても怖がり。大きな音だとか、たとえば雷ね。すごく怯えるし嫌がっていたわ。 もしかしたら友達の前じゃ、澄ました顔をして我慢しているかもしれないけれど・・・ そういう、格好つけたがリのところがあるわ。家族の前じゃあまり見せないけれど、ほかの人の前だとそうね」 あたしはおかしくてよく笑ってしまって、姉さん笑わないで、なんてよく言われたわ、と話します
紫音:「雷かぁ・・・あっちでは余りないから、そういうレサトは見たことないなぁ。かっこつけたがりなのはちょっとわかるかも」
シャウラ:「そうなの?それは、大変ね・・・」 紫音さんを気遣うように言います。「何かわかるといいけれど。 ・・・ケーキを?そりゃあ、大層怒ったでしょう?清潔なのが好きだから、よけいに怒りそうだわ」 シャウラは笑います。
シャウラ:「あら、そう・・・。すご〜〜〜く苦い顔をして、部屋の隅に閉じこもってたりするわ。水をかけられた猫みたいにね」
紫音:「一回だけだよ!いやぁ、僕も知らないとこにきて警戒してたからさ・・・ついつい・・・謝ったらちゃんと許してもらえたんだよ!そういうとこは大人っぽいよね、レサト」
シャウラ:「ふふ。そうだったの。 ・・・そうね、大人しい子ではあるから。・・・でもね、猫と喧嘩をするときは、絶対に猫のことを許さないのよ」 おかしな子よね、といいます
紫音:「猫相手に?へぇ・・・猫ってあのオレンジの猫かな?ここで飼ってるの?」
シャウラ:「うん、そうなの。そうよ、レサトが拾ってきたのよ。あの子は」 そうだったわ、と手をたたきます
紫音:「猫に名前はあるの?」
シャウラ:「あるわ。”ケイト”ッて名前。オスの猫よ」
紫音:「ケイトかぁ・・・可愛い名前だね。猫・・・ケイト・・・毛糸?」
シャウラ:「そう。”毛糸”のケイトよ。 レサトが小さいときね、魔術師さんに”猫の一番好きなものは?”って聞いたの。 そしたら、魔術師さん、なにか本を読んでいてね。東の国の本だったかしら。”ケイト”が好きだって答えたのよ。だから、そのままケイト、ね」
シャウラ:「あたしも、紫音が知ってるレサトのことを聞いてみたいわ」
紫音:「なるほどね、洒落た名前だ」
紫音:「僕が知ってるレサトのこと?うーんとね、落ち着いてて、ちょっとかっこつけたがりで、いつものんびりくつろいで本読んでる姿が目に付くかな。僕より年下なのに雰囲気が大人っぽいんだよね、背の違いかな?それから友達想い、すごく優しいし気がきくんだよ。いい弟くんだね。あと、魔術師って聞いて納得したんだけど魔法使うのがすごい上手なんだよ、レサトも魔術師だったりするの?」
シャウラ:「へえ、そうなの。ずいぶん大人のふりをしてるみたいね」 新鮮な様子で聞きます。「そうよ。先生・・・魔術師さんのことね。
彼を見習って、自分も魔術師になりたいといったの。12歳のときだったかしら。 魔術師さんは、反対したけれど、彼があんまり真剣にそういうから、折れてくれてね。弟子として育て始めたの。 そして、15になったときに杖をもらってね。彼は晴れて魔術師として、”蠍火”の名をもらったわ」
シャウラ:「・・・あの子、本当はすごくさびしがりで、やきもち焼きで、どうしようもない子なのよ。 だから友達を大事にするのかもしれないわね。・・・でも、うまくやっているようでよかった。 もし、寂しそうなときがあれば、声をかけてあげてね。きっと喜ぶわ。顔には出さないかもしれないけど」シャイなところもあるのね、とシャウラはつづけます。 
紫音:「蠍火かぁ・・・かっこいいなぁ。レサトに良く似合う名前だね。杖はいつも持ってるやつかな?すごく大事にしてたよ、忘れてても大切なものだって覚えてるのかな。レサトがそういうふうに見えるのも、知らないところにいるから、気を張っているのかもしれないね。・・・ここには、シャウラちゃんとレサトくんと、その魔術師さんで住んでるの?魔術師さんってよくお出かけしてるのかな?」
シャウラ:「そうね。あたしと、レサトと、魔術師さんと・・・ああ、彼のことを忘れてたわ、ファウスト、という悪魔がここに住んでるわ。
ファウストはあたしたちが小さい頃から面倒をみていてくれてね、そのままここに居付いたみたい。 魔術師さんは忙しい人でね、そう、いつもどこかへ出ているわ。必ず17時にはここへ顔を見せるのだけど」
紫音:「そっか・・・レサトがいなくなってシャウラちゃんだけじゃ寂しいかなと思ったけど、ファウストさんってあくま?もいるんだ。よかった、とは言えないけど、帰ってくる場所がちゃんとあるなら、何とかレサトをここに帰してあげられればいいんだけど・・・帰り道がまだ分からないんだ。帰ったらシャウラちゃんのことレサトに伝えないとね、かわいいお姉さんがおうちで待ってるよって。・・・・・あ、でも、多分ここに来たことも忘れちゃうんだっけ・・・」最後の方はちょっと寂しそうな顔してぽつりと、ごまかすように紅茶飲もう。
シャウラ:「そうなのね・・・」 シャウラは眉を下げます。レサトのことというよりは、紫音さんが心配な様子。「あたしのことは、いいのよ。レサトも一人でうまくやっているみたいだし。 さびしいこともあるけれど、ファウストも魔術師さんも優しいから、そんなにつらいと思ったことはないわ。 ・・・ここでのことは、忘れてしまうの?それは、寂しいわね・・・」 きゅ、とスカートを握り、寂しそうな顔を見せますね。
紫音:「忘れちゃうみたい、こればっかりはどうにも・・・・・・あ!でも、何かを持ち帰ることはできるんだ。よく気がついたら変なもの持ってたりするもの。だから何かないかな・・・写真とか、手紙とか、記憶だけなくなっても、思い出が持ち帰れたら、きっかけにはなると思うんだけど・・・。シャウラちゃんや魔術師さんやファウストさんを思い出せば、レサトの記憶も戻るかもしれないし!」僕のことは気にしないでとでもいう風に顔の前で手を振ってよう。
シャウラ:「…手紙……」 ぽつり、と呟きます。「そうね、手紙……あなたにも、書いていいなら。あたし、書くわ」 にこっとして、シャウラは言います。
紫音:「ほんと?ありがと!!それを僕が持ち帰れば、多分大丈夫だね」
紫音:「僕にもくれるの?わ、嬉しい。じゃあ僕見ないね」おめめつぶってよう。
シャウラ:「ふふ。じゃあ、紙とインクを持ってこなきゃ」 シャウラは席を立つと、棚の方へぱたぱたかけていきます。そして、便せんと、封筒、インクと羽根ペンを持って帰ってきますね。
紫音:楽しみにしながらマフィンもぐもぐしてよう。そしてふと。「あれ、ファウストさんがいるならお茶もってかなくてもいいのかな?まだ会ってないけど、マフィン・・・」食べちゃう・・・このままじゃ・・・全部・・・
シャウラ:かきかき。「ファウストはマフィンを食べたりはしないわ。気にしなくて大丈夫」 くすくす笑います。
紫音:「そうなんだ、お菓子嫌いなのかな?」じゃあ遠慮なく食べちゃおう、むしゃむしゃぁ。
シャウラ:「お腹に入らないみたい。以前すすめたら、なんだか嫌そうな顔をされちゃって」食べてくれたんだけどね、と眉を下げて笑っています。 「たくさん食べて。よかったら、お土産に持って帰ってもいいのよ」
紫音:「そうなんだ?お土産もいいの!?じゃあ、レサトと、そうだな、蔵未さん甘いもの好きだっけ?枸杞様にもちょっと持って帰ってあげようかな。このマフィンすごく美味しいんだもの」
シャウラ:「ええ、ぜひ持って帰って。帰りに持って行けるように、お土産用につつんでおくわね」
紫音:「やった!ありがとう、シャウラちゃん!!」わぁぁい(*´ω`*)
シャウラ:「気にしないで」 ふふっと笑います。
GM:さて、談笑していると、気づけば時刻は16時半ほどとなっていました。あと30分もすれば、魔術師は帰ってくるでしょうね。
紫音:シャウラちゃんから特にアクションなければ雑談タイム。
GM:シャウラはお手紙を書いていますね。レサトの分は書き終わったようで、封筒にいれて、蝋でとじています。
シャウラ:「次は紫音のぶんね・・・」 かきかきかき。
紫音:わくわく
紫音:「あ、レサトへの宛名と差出人のシャウラちゃんの名前忘れないようにね!」
紫音:と、レサトくんの封筒を見ながら。
シャウラ:「あ、わかったわ。持って帰ったとき、誰のだかわからなくなってしまうものね」 封筒に宛名を差し出し人である自分の名前をかきます。
紫音:「ありがと!」
シャウラ:「ええ」 にこにこしていますね。
シャウラ:「そうだ。あなたのことを聞いていなかったわ、紫音。 紫音には、大切な人はいる? ・・・その人に会いたいと、思ったりする?」
紫音:「僕の大切な人・・・、・・・多分『いた』かな。・・・だから、僕はいいんだ」思い出した記憶の中では、もうその人は死んでいたから。
シャウラ:「そう・・・」 ちょっと目を伏せます。「あなたの声だとか、瞳だとかね、とてもさみしそうに見えるの。でも、その中で懸命に生きているようにも見える。 ・・・あたしの感じた印象だけれどね。 ・・・あたし、紫音のこと、忘れないわ」
紫音:「・・・!・・・ありがと、そうかな、・・・そうだったなら、いいな。僕もシャウラのこと忘れないように頑張るよ、あっちで手紙見て思い出せるように、シャウラのことこの目に焼き付けておかないとね」そんなこと言われたの初めてだ、とでも言うように驚いたあと、ふふ、と笑みをこぼす。
シャウラ:「うん。そうだったら、あたしもきっと嬉しい」 
紫音:「シャウラちゃんは優しいねえ、そう言ってもらえると僕もうれしいよ」
シャウラ:「そんなことないわ。あたし、寂しいだけだもの」 眉を下げ、肩をすくめて笑います
シャウラ:「さて、書き終わったわ」
シャウラ:【時告ぐ時計塔】
GM:シャウラがそう言うと、時計が【17時】を示します。それと同時に、オルゴールが鳴りますね。
紫音:「・・・17時だね」
シャウラ:「そうね。・・・魔術師さんが、帰ってくる時間」
GM:オルゴールが鳴り終わると、広間の奥のほうから、ばさり、とマントがなびく音が聞こえます。
キーウェ:【星の籠庭】
キーウェ:「おや、お客人でしたか。ようこそ、いらっしゃいましたね」 現れた魔術師が、ぺこりと頭を下げます。
紫音:「おじゃましてます。えーっと・・・レサトとシャウラちゃんの友人の紫音と言います」椅子から降りて、丁寧にお辞儀を。それとシャウラちゃんに話したレサトくんの現状を魔術師さんにも話しておこう。まるまるうまうま。
キーウェ:「はあ、弟子がそんなにお世話になって」 またぺこぺこと頭を下げますね。「まあ、元気でやっているようでなによりです。シャウラも心配していましたからね」
紫音:「いやいや、僕もレサトにはいつも良くしてもらってて。何とかここに帰ってこさせてあげたいものですけど・・・まだ分からないから、此方でも色々模索してみます」魔術師さんは何か心当たりとか方法とか知らないカナー?
キーウェ:「さあ・・・そのような話は初めて聞きましたからね。 申し訳ないことに、記憶だとか、異世界だとかいうのは、私の専門ではないのです。 そういったことに通じている人物なら、何か知っているかもしれませんが・・・あいにく今は調べ物をする時間もありませんで」腕時計を確認しながら、申し訳なさそうにそう言いますね。
紫音:いつも忙しそうって話をシャウラちゃんから事前に聞いてたので、今も忙しいのだろうと深く言及はしません。ケイトにゃんを追いかけてここにきたのだが、元の場所に帰る方法走らないかと尋ねます。あちらから此方に来る方法は分からずとも、此方から戻る方法なら知ってるかな、と。
キーウェ:「ああ。ええ、こちらから帰る方法なら、私から手渡せます」そういうと、指につけた長い爪を一振り。きらきらと、大きな扉が現れます。「・・・こちらをくぐれば、あなたのもと来た道へつながることでしょう」これを作るのにもずいぶん苦労したのですがね、と魔術師はこぼします。
紫音:「魔術師さんも忙しい中、ありがとうございます」ぺこり「・・・シャウラちゃん、手紙、もらってもいい?」
シャウラ:「ええ。それと、これもね」 シャウラはてこてこと紫音さんのそばへやってきて、手紙と、マフィンと紅茶を包んだものを手渡します。
シャウラ:「気をつけてね。 ・・・また、会いましょう」
紫音:「あ、お土産!ありがとう、帰ったらみんなと食べるよ」「・・・うん、また、どこかで会えたらいいな。次は、レサトも一緒に!」シャウラちゃんと握手して、お別れを。
紫音:「次くるときは、またレサトの面白い話持ってくるから!」
シャウラ:「楽しみにしてるわ」 とっても幸せそうにほほ笑みます。
シャウラ:最後に、紫音さんの手を、ぎゅっとにぎりました。
紫音:「うん!・・・それじゃあ、また」ぎゅっと握り返して、そして、離す。最後に魔術師さんに軽く頭を下げてから扉を開いて、中に入ろう。
GM:シャウラは、名残惜しそうに、手をふってくれました。魔術師も、紫音さんへ一礼。
GM:では、紫音さんは扉をくぐります。
GM:扉をくぐると、先に光が見えます。
GM:その光を追えば、もとの世界へ帰れるとわかるでしょう。
紫音:光を追っていきます。手紙とお土産を大事に持って。
GM:では、紫音さんは光を追います。
GM:そして、あなたは次第にやわらかな光に包まれていきます・・・
GM:そして、気づくと、あなたは、見慣れた塔の前に立っていました。今まで何をしていたのか、全ての記憶を失って。
GM:おめでとうございます!シナリオクリアです!
紫音:おつかれえええ!!!!!!!!!
紫音:スキル・・・一回も・・・使わなかったね・・・・・・
紫音:お話だのじがっだ;;;;;
GM:お疲れ様でした!報酬は、ステータス成長5pt、スキルポイント50pt、「故郷」についての記憶の一部分です。
GM:では最後にお手紙の内容を。
GM:レサトにあてたもの。"蠍火"のあなたへ宛名に使った名前は、あなたにとって大事なものです。思い出せなくても、どうか大事にとっておいてね。あたしは、あなたの姉です。あなたには、姉と、師と、育ての親がいるの。姉の名はシャウラ。師の名はキーウェ。育ての親の名は、ファウスト。あなたのことを心配してはいません。みな、あなたのことを一人前の魔術師として、旅立つときが来たのだろうと、そう思っています。でも、どうか元気でいてね。あなたの友人はとても素敵な人。これからも大事にしてね。あなたにとっては、友人はかけがえのないもののはず。あたしから贈る言葉はこれくらいです。捨てたりしたら、怒るからね。じゃあ、さようなら。また帰るときがあれば、猫の餌を忘れずにね。あなたの双子の姉、シャウラより
GM:続いて、紫音さんにあてたもの。紫音へこんにちは、はじめまして。また会えて嬉しいわ。あなたは、あたしのことを忘れてしまっていると思うけれど、あたしは、あなたのことをずっと覚えています。レサトの話を聞かせてくれてありがとう。心配はしていない、なんて言ってしまったけれど、本当のところは、少しだけ気にしていたの。やっぱり、血のつながった家族のことだから。だから、あなたごしにでも、レサトの姿を見ることができてよかった。とても感謝しています。マフィンをおいしそうに食べてくれて嬉しかった。お土産に、紅茶と一緒にいくつか包んでおいたから、お友達と食べてね。あ、毒ははいっていません。安心してね。短い時間だったけれど、お話できて楽しかった。いろんなことを話してくれてありがとう。でも、ほとんどレサトの話だったわね。今度会うときは、あなたの話も聞かせてください。失ってしまった時間は戻ることはありません。けれど、あなたを作ってきた、たしかな道であることに変わりはないわ。あなたを照らす太陽が、沈んでしまっても。あなたが見上げた月が陰っていても。それは、あなたを裏切ることはありません。だから、あなたのこれから歩む道に、いつか幸せが訪れることを祈っています。あなたの友人として。あなたを、想っている一人として。じゃあ、さようなら。また会えたら嬉しいわ。その時は、またお話をしましょう。あなたの友人 シャウラより
GM:こんなかんじでした。
GM:レサトのより紫音たんにあてたもののほうが長いというね
紫音:涙出前が見えない;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
GM:wwwwwwwww
紫音:ほんとだwwwwwwwwwwwwでもほら・・・れっくんだから・・・きっと・・・うん・・・短い言葉でもわかってくれるだろうと・・・・
紫音:シャウラちゃんほんと良い子やぁ・・・;;;;;;;;うれじぃ;;;
GM:うへへへへwwwよろこんでもらえてよかったwww
紫音:レサトくんはシャウラちゃんのことや蠍火のことについて思い出していいよ・・・これは・・・思い出すだろ・・・;;;;
GM:やった〜〜〜!!!
紫音:紫音は帰ったら最初に自分宛の手紙開けてからレサトくんに手紙渡してそうだな・・・
GM:紫音たんも手紙でシャウラと話したときのこと覚えてないかな
GM:おおお
GM:うへへ読んでもらうのが楽しみだ
紫音:お、思い出していいなら思い出すぞ
GM:ぜひ!!!!!!
GM:【きらきら星変奏曲】
紫音:やったぜ!!!!といってもシャウラちゃんとレサトくんについてお話してたことくらいだろうけどね・・・素敵な人だったよ、ってレサトくんに話すと思う・・・;;;
GM:うわああ;;;;;ありがとう;;;;うれしい;;;;
紫音:多分きっとインクに魔法かかってたんぢゃお・・・
GM:きっとそうだ!!!
紫音:手紙の差出人との思い出が蘇るとかなんかそういう都合がいいやt(
紫音:wwwwwwwwwwwww
GM:そうなwwwwwwwwwwww
紫音:よしそうしようwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:シャウラちゃんとのお話女子トークみたいですごく楽しかった・・・いいお友達になれるわこれ・・・
GM:そうだね!?!?!?なんか穏やかでいい時間でした・・・
紫音:猫の餌を忘れずにね。がやっぱりじわる
GM:wwwwwwwwwwww
GM:せやろwwwwww
紫音:穏やかだった・・・穏やかなティータイムだった・・・ありがとう・・ありがとう・・・
GM:ありがとう・・・こちらこそありがとう・・・
紫音:▼記憶返還レサトくん・双子の姉、シャウラについてのこと・それに伴い「蠍火」の名についてのこと紫音・レサトの双子の姉、シャウラとの思い出かな。思い出すの
GM:オッケーーー!!!
紫音:れっくんどっかで蠍火のこと思い出してたっけ??
GM:思い出してない!!
紫音:思い出してたような気もする おおう
紫音:あ、あれか
紫音:記憶をなくすまえの情報か
紫音:おkk
GM:せやね!
紫音:どんな記憶がくるか楽しみにしてるぜへへへへへ!今日はありがとー!!!
紫音:おつかれじゃでヾ(´ω`*ヾ)
GM:いえいえーーー!!こちらこそ!!
GM:おつかれさまだでよおおおお
紫音:余韻にひたる・・・解散!!!!!!!!!
紫音:ログとって!
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