Garden


Rainy


参加者


GM.ひぃらり
PL.謝朔/夕子
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GM:それでは「Rainy」セッションを始めさせていただきます。よろしくお願いいたします!
夕子:よろしくお願いします!!
GM:【seed】
GM:【Rain】
GM:今日は外はあいにくの雨模様。拠点の自室にて、夕子さんはのんびりと寛いでいる頃でしょうか。お好きにロールをお願いします。
夕子:外でとってきた果物をつまみながら、本を見てます。
夕子:雨止んだらまた探索でもしようかなぁ。お弁当はどんなの作ろうかな。とか考えながらのんびりしてます
GM:皮を剥かれた果実を口に運べば、シャリ、と音をたてて口の中でみずみずしく弾けます。二つの目はひっきりなしに文字の羅列を追っている。……ふと、夕子さんは眠気に襲われます。文字を読みすぎて、少々目が疲れてきたのでしょうか。
夕子:「ふぁ・・・眠くなってきた・・・ちょっと横になろうかな・・・」うとうと。
GM:ベッドにごろり。さぁさぁ、と鳴る雨音を耳にしながら、夕子さんは眠りにいざなわれていきました。
GM:【STOP】
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【seed】
GM:夕子さんは、新緑の匂いと土の匂いで目を覚まします。身を起こして周囲に目を配らせてみれば、そこは、森の中。小高い木々が空に向かって生えています。
夕子:「あれ・・・ここ、どこだろ・・・私自分の部屋で寝てたはずなんだけど・・・」きょろきょろ。
夕子:土を払って立ち上がって、空を見上げて「あれぇ・・・?」ってしてます
GM:まるで夕子さんに覆いかぶさるように枝葉を組み合わせてできた洞の中に、貴女は眠っていたことに気づきます。寝転がったらちょうど夕子さんがすっぽり入るサイズの洞です。それは普段動物が使う寝床なのか、端っこのほうに木の実や獣の毛が落ちているのがわかります。周りは少し薄暗く、空は木々の間から少し曇った顔を見せている程度。周囲を見渡せば、ちょうど洞の正面方向にけもの道があるのに気づくことでしょう。
夕子:なんのどうぶつかな・・・毛だけでわかりますか?
夕子:クマとかだったら怖い・・・
GM:白いふわふわした長い毛です。まるでブラッシングをしたあとのように、塊になってコロコロ転がっている。
GM:例えるなら…そう、うさぎのしっぽみたいな。まんまる。何の動物のものかは分かりそうにありません。
夕子:なるほど・・・
夕子:獣道以外に気になるところとかあるでしょうか
GM:見渡した限り、ありません。
夕子:はーい じゃあけもの道の方に進んでいきます
GM:静かな森のけもの道。さく、さくと地面に落ちている葉っぱの音を聞きながら夕子さんは一人歩いていきます。…5分も歩いていない頃、この森の長であるかのような、大きな樹が目と鼻の先に見えてくる。樹の直径は夕子さんが腕を伸ばしたとしても有に大きく、そしてとても荘厳でありました。
GM:樹の向こうにもまだけもの道は続いていますが、道の先は薄暗く見えにくくなっています。
夕子:「わぁ、すっごく大きい樹・・・!!」びっくり
夕子:ちょっと樹に幻視を
GM:樹は空いっぱいに枝葉を広げている。枝葉の隙間からは光を微かに地面にこぼしています。
夕子:登れないでしょうか
GM:手近な場所に枝がないので、登るのは少々難しそうです。
夕子:うーん・・・残念
GM:…と、ふいに風が強くなったように感じる。空を見上げれば、雲の流れが見る間に早くなり、木々達もざわめき始めました。どうやら嵐がやってくるようだ。不安そうに空を見上げている夕子さんの足元に、何かふわふわしたものが突然、触れます。
夕子:「?」ちょっと驚きながら足元を見よう
GM:夕子さんは、足元のものと目があう。まん丸の目で、小首をかしげて見上げているそれはきゅぅと一言鳴く。とんがった耳をもった尻尾の長い白いけもののようだった。大きさはハムスター以上モルモット未満でしょうか。そのけものは、人懐っこそうに夕子さんの足へすりすりと顔を寄せてきます。先ほど洞で見た白い毛と感じが似ている、と夕子さんは思い出すでしょう。
夕子:「わわ、こんにちは・・・よしよし」しゃがんでなでなでしよう かわいいかわいい
GM:存分にもふもふしてあげてくださいな。
夕子:「さっきの洞は君のおうちだったのかな?おじゃましちゃってごめんね」可愛い・・・・・・抱き上げてもふもふしよう・・・
GM:けものを抱き上げ優しく撫でる夕子さんの耳に、どこからともなく声が聞こえてくる。
GM:「ふふ、きみは随分ぼくの相棒を気に入ってるようだね。ふふふ」その声は、森中に反響しているように聞こえる。少年らしさを含んだ声色。「きみは、さっき嵐を感じた。気配を感じた。ねえ、きみはなにで嵐を感じた?風の強さ?雲の流れ?木々のおしゃべり?良かったらおしえて、白いお姉さん」
夕子:「え、あれ?どこから・・・」周りを見渡してあれー?ってしてます
GM:周囲を見渡しても、声の主らしき者は見当たりません。
夕子:不思議だなぁ・・・って顔しながら「え、えーっと・・・嵐ですか?風の強さ、でしょうか・・・。とっても強くて、嵐になりそうな風、でしたから」って答えます。もふもふ。
少年:「成程。きみは周りの情況を感じ取るのがうまいのかな。吹き荒ぶ風の中、きみはその変化を見抜くことができるのかも知れない。世の変動や、自分ではどうにもならない危機を感じ取って自ら回避するみたいだね。でも、それが原因で、きみは堕ちてゆくのかもしれない」あくまでぼくの推測、だけれども。そう言って、少年の声は笑う。
GM:夕子さんが姿なき声からの質問に答えると、やがて、嵐がやってくる。
GM:雨は地面を穿つように強く、風は唸り、木々は激しく揺れ始める。
夕子:「わ、降ってきた・・・!」獣さんを抱えこんでなるべく雨に当たらないようにしよう
少年:【Rain】
少年:雨が木の葉を叩く音がする。その音にまじるように、また少年の声が聞こえた。「おやおや、嵐がやってきたみたいだね。きみはどうする?そこの大木で嵐を凌いでもいいかも知れないけれど、先を急いでもいいし、来た道にあった洞に戻ってもいい」「洞は少し狭いけれどいい雨宿になるからね」とこぼしてもいます。
夕子:「あんまり当たると風邪ひいちゃいますもんね、貴方の洞にちょっとだけお邪魔させてください・・・」なでなでしながら来た道を戻って雨宿りしましょう
夕子:獣さんが濡れちゃわないかだけ心配な模様・・・
GM:夕子さんはけものを抱いて、道を小走りで洞まで戻る。足元でぬかるんだ泥が跳ねる。夕子さんは少し濡れてしまったかもしれませんが、けものはきっと大丈夫でしょう。腕の中、居心地が良さそうにくるりと丸まっています。「なるほど、先へ進むでもなく戻るという選択肢をとったかい。 それもいいんじゃないかな。少しばかり雨に濡れてしまうけれど、それがいい」少年の声は、ほぅ、という息と共に漏らされた。洞は丈夫にできているようで、雨宿りに十分使えそうです。
夕子:「おじゃましまーす・・・とても丈夫に作られてますね・・・」獣さんが大丈夫そうでほっと一安心。暫く雨宿りしよう
GM:けものはきゅう、と鳴き声を漏らして尻尾を揺らしています。ざぁ、ざぁ、ざぁ。雨が葉を叩き、枝を叩き、土を叩き、そして消える。柔いけものの毛を指で漉きながら、暫くそうして空を見上げていれば。やがて嵐が、雨が遠のく音が聞こえてくるでしょう。
夕子:「あ、止んできたみたいですよ!」わぁい
GM:雲間に太陽がさし、木々の間から光が夕子さんを温かく照らす。夕子さんの腕におさまっていたけものが、するりとそこから抜け出すと、木陰のほうに走り出していく。
夕子:「あっ・・・ま、待ってください!」慌ててけものさんを追いかけよう
GM:木々の隙間。茂みの影。走ってきたけものを受け止める手が見えたかと思うと、それは日向のほうに歩いてきた。白い軍服のようなものを身にまとい、二の腕まである黒い手袋をした赤と青の瞳をもつ少年。
夕子:「あっ・・・こ、こんにちは」立ち止まってご挨拶。さっきのけものさんの相棒さんかな?
夕子:少年を幻視・・・しようかな・・・
少年:「こんにちは。一応はじめまして、かな」少年の声は、先ほどまで聞こえていた声と同じもの。少年は額から生えた一角を光らせ、自分の肩に乗った白い子を撫でています。普通の人間ではないように思えます。「ぼくはここで、きみを待っていたんだ」
夕子:「え、ま、待ってた、ですか?」特に角に違和感などは覚えないようです。ちょっと不思議な感じのするお方だな。くらいの。
少年:「そう、用があったんだ。きみに」オッドアイを細め、ふふふと無邪気に笑ったかと思うと、少年はふいに両腕を広げた。「さあ、嵐は終いにしよう。きみには、暖かな陽だまりを」
少年:少年が両腕を広げたと思うと、夕子さんは刹那の瞬きの合間に、鬱蒼とした森が開け、色とりどりの花が咲く場所にやってきていました。
夕子:「わ、わわっ!?」とってもびっくり お花すごい・・・
少年:「よければぼくの最後の質問にこたえてほしいな?」
夕子:「こ、これどうなってるんですか!?すごい!」 「あ、またご質問ですか?どうぞ!」にこにこ
少年:夕子さんの反応に、「無邪気なんだね」と少年はクスクス笑みを零しています。「…さて、きみは、嵐を乗り越えた。どの選択にしても、それは変わらない。ねえ、きみはどれに惹かれた?」少年は花畑の地平線から橋のように伸びる虹、足元を埋め尽くさんばかりに咲く花々、嵐が過ぎ去ったからか花畑から顔をのぞかせる栗鼠や兎や鹿といった動物たちの姿を指しながら、夕子さんに問いました。
夕子:「・・・どうぶつさん達、でしょうか?みなさん一生懸命嵐を乗り越えて・・・無事に生き延びることができて・・・本当によかったです。」どうぶつさん達に手を振りながら、そして最後に少年の方を向いて答えます。
少年:「そう…、動物たちは友愛の象徴だね。きみのそばには、嵐のような困難を乗り越えたり耐えてくれる友がいるのかな。きっと、乗り越え耐えた先で友の大切さをかみしめることだろうね」
少年:「きみの言葉が聞けて嬉しかったよ。…これを、きみに」少年は微笑み、ポケットから出した鍵を夕子さんへと差し出しました。
夕子:「へぇー・・・そうなんですか?友達って大切ですもんね!」嬉しそうにしてます
夕子:「え、あ、なんでしょうこれ・・・ありがとうございます」両手で受け取ろう 鍵に幻視で
GM:鍵は、金色で彼の瞳と同じように赤と青の石がはめ込まれています。
少年:「その鍵は、その扉のものだよ。そこを潜ると、帰れる」少年の指が、つい、と夕子さんの後ろを指すように向けられます。
GM:彼がそう言った瞬間、ゴトリと背後で音がする。つられるように振り向けば、夕子さんの背後には先程まではなかった木製の扉が立っていました。
夕子:「わわっいつの間に扉が・・・!そっか、じゃあお別れですね」けものさんともお別れだー
少年:「ぼくは、きみが『挫けた』時のことが知りたかった。誰にでもありうるその感情、記憶…少しでもきみの選択を知れて、ぼくは楽しかった。…さようなら。願わくば、きみとはもう会わないことを祈っているよ」少年の肩の上で、けものはまるでお別れをするかのようにしっぽを緩く左右に振っています。
夕子:「そ、そうなんですか・・・楽しんでもらえたなら嬉しいです!」けものさんに手を振ろう
夕子:「じゃあ、帰りますね!」扉の前まで移動して鍵と鍵穴を見比べて。差し込んで開けてみます
GM:鍵はかちゃりと音を立てて、鍵穴へ収まる。夕子さんがノブを捻り扉を開くと、そこは見慣れた、あの世界の森の風景。扉を潜りぬけた刹那、ノブは煙のように消え去り、扉も視界の端から見えなくなる。……あれ?夕子さんは、今までなにをしていたのだろうと首を傾げます。ただ、散歩をしていたわけではないことは、胸に新しく浮いてきた記憶が物語っていたけれど。
GM:おつかれさまです!!シナリオクリアです!
GM:【ED】
夕子:ありがとうございましたー!!
夕子:お疲れ様です!
夕子:けものさん可愛かったです・・・もふもふ・・・
GM:きゅーちゃんっていうんですよ・・・もふもふ・・・(私命名したのがそのまま採用されてしまった
夕子:きゅーちゃん・・・・・・・・・可愛い・・・・・・・・・・・・・・
GM:ではでは、報酬のアナウンスです。夕子さんには『挫折』に関する記憶の一部が返還されます。無かったらなかったでよいです(よいです)。
夕子:了解しましたー!
夕子:(きっと書く)
GM:(あるんだ……)
夕子:(ある・・・はず・・・)
GM:(ほう……)
夕子:でも多分軽めのものだと・・・思います・・・ ありがとうございましたー!!\\\\( 'ω' ) ////とっても!!楽しかったです!!
GM:はーい!!お疲れ様でした!!掲示板にレス立てておいたので報酬報告おねがいしまっす!ヾ(⌒(_*'ω')_ではでは、各自解散!!
夕子:お疲れ様でしたー!!
夕子:解散!!
GM:【STOP】
GM:どぅーん!
夕子:どどぅーん!!失礼します!
GM:はーい!
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