きゅんさまが見てる 2



相変わらず櫂くんがやっぱりおかしい。


三和「えーっと、あとは牛乳と卵とー……って、あれ?あれはもしかして…」


三和「おい、櫂〜。お前こんなところで何してんだ?熱心に菓子コーナを睨んでよぉ」
櫂「…三和か。いや、別に。強いて言うなら大事な用事だ」
三和「ふーん。お前が菓子コーナで何かみてるとか珍しいな。てか、此処で大事な用事ってなんだよ?」
櫂「おい、いま集中してるんだ。気が散るから話しかけるな!このチョコボールのどれが大当たりの金のエンゼルかわからないだろう!!」
三和「大事な用事って、あのキ○ロちゃんのチョコボールかよ!!」
櫂「俺にとっては大事なことだ!アイチが金のエンゼルが欲しいと言ったから来たまでだ!」
三和「お前はアイチの舎弟かよ!」


櫂「それにな、三和」
三和「な、なんだよ…」
櫂「金が出たらアイチは頭を撫でてくれるという最高の褒美をすると言ってたんだ!」
三和「それ、安すぎだろ!お前アイチに騙されてんぞ!!」
櫂「それでだな、いまはどれか金なのか考えてたんだ。…クソッ、わからねぇ!」バンッ!
三和「やめろよ、それ商品だろ!?床に投げるよ!」
櫂「いつもなら引きはいいのに、アイチが近くに居ないだけでアイチニウムが減少して…」
三和「アイチニウム……」
櫂「アイチニウムがあれば酸素などなくても生きていける」
三和「お前、便利だな!」


櫂「……さて、どれにしよう」
三和「つーか、この際大人買いすれば?此処のキ○ロちゃん」
櫂「はっ。その手があったか…!そうか…!」
三和「(いい歳した高校生がチョコボールを買い占めるって光景始めてみたぜ…)」

三和「…とりあえず入っていればいいな。俺は帰るわ」
櫂「ああ、」



三和「…はぁ〜、しっかし相変わらず櫂のやつ気持ち悪いぜ。って、ああ!やべ、櫂に気を取られて牛乳買うの忘れた!…仕方ねぇ、コンビニでいっか」

ガーッ

三和「牛乳、牛乳っと。…って、あれ?」
レン「あっ。びわ!」
三和「三和だ!三和!ってか、お前こんなとこで何して…」
レン「アイチくんのために金のエンゼルを探してるんです〜。あ、良かったらびわも一緒に…」
三和「いや、遠慮しとくわ。(なんで俺の周りは馬鹿ばっかりなんだよ!!)」




とか言いつつも、チョコボール買ってみたら三和くんはいっぱつで当たりました、的なね。
そもそもきゅんさま見てないし、出てないよ。




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