なにかのなすりつけあいのばじゃないはずなの。に。それなのに、なぐさめあうのは、あいなの?ゆめ?りそう?
てんじひんは、もしかしたらカムフラージュだったかもしれない。わたしのこころのうちを、かくしたかもしれない。わたしのこころのうちは、けっしてかくれてくれなかったけど。けっきょく、てんじひんがわたしをゆるしてくれて、わたしをわかってくれていて、わたしをなぐさめていたものだと、かんじていた。ことばは、むずかしくて、まちがえたらおわりだけど、えは、だれかがきょうかんするとかしないとかがないくせに、じがをもっている。おかげでわたしは、こころがいっちょうまえにえらくなって、はどめがきかなくなった。ばかめ。ざまあみろ、とだれかがあざけているきがして、わたしは、おちつかなくなった。
がたがた、とじめんをゆらして、ぱたぱた、とろうかをはしった。ゆきかうひとのかおいろをうかがうよゆうもなくなって、そのくせたにんのことはきになっているのはうそじゃなかった。
うそをつくのはきらいだ。にがてだから。うそをつくってもうまくことばにならないから。ポーカーフェイスでないから。さぎしになれなかった。せいぎかんはないし、ぎぜんもない。むのきょうちをつらぬけてもいない。なにもかんつうしない。もうやだ。にどとこころを蝕まないでくれ

110219.




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