※尿道責め。小スカあり。苦手な方はバックプリーズ


変態はお前だ






「むりだってば…っ!シズちゃんおかしいって!この変態!」

せまい部屋に響く声。あまり大きな声を出すと近所迷惑だろう。いや、もう幾度となく行為を繰り返してきた時点でそれはもう無理な話なのだが。
やめろ、と阻止しようと伸び魔た白く細い腕を片手でまとめあげる。
抵抗しようとしたって無駄だ。俺がやると決めたらやるんだ。

やだやだ、とだだをこねるように首を振る臨也と裏腹に濃いピンクに色づいた亀頭からは透明な先走りが玉のようになって溢れた。

「じゃあなんでおっ勃ててんだよ。いい加減観念しろ」

なだめるように額に唇を落とすとやっと諦めたのだろう、不安を色濃く残した表情のまま抵抗の力をなくした。
もとから期待の方が大きかったくせに、こいつは『俺が無理やりさせている』という図を作りたがる。

いや、『半ば無理矢理に強要されているのに気持ちよくなってしまう』というシチュエーションに燃えているだけの変態なのだが、それを見てかわいいと思ってしまうあたり俺も随分毒されている。

「ぅ、こわい…っ」

ごく、と息を飲んだのは期待からか恐怖からか。
硬く勃ち上がったままのこいつを見れば後者であるとは考えにくい。

「あんま動くなよ。割れたらシャレんなんねェぞ」

勃起した臨也を片手で固定し、唾液で濡らしたソレを先端のくぼみに押し当てる。
グリグリと埋めるように刺激するとねとついた先走りでソレの球体部が滑った。

「っんだよ、入れんぞ」

滑らないよう固定し直すと臨也の声すら無視して無理矢理めりこませる。

「ぁ"あ゛!やっぱむり、むりだって!ぃ、あ、あ!はい、っちゃ、マドラー、入っちゃった…!」

ぶちゅ、と音を立てて差し入れると臨也の先からは長い棒が生えていた。
酒をかき回すためのマドラーを、こんなところから生やしている。
ガラス製のそれの先の球体部をしっかりと飲み込んで、なおもクプクプと飲み込もうと尿道が動いた。
臨也は金魚のようにパクパクと唇を開きながら気絶したようだった。
あまりの刺激に耐えられなかったらしい。


「まだ先しか入ってねェぞ。気絶してる暇あンのかよ」

ピンとシコリ起った乳首を指で引っ張る。多少手加減してやったがいつもよりきつめであることは変わりない。

「…っつ!ぁ、?」

「いまからが楽しいところだろ。しっかりみとけ」

「や、や…っシズちゃん入ってるよぉっ!」

ガラスが割れるのが怖いのか暴れることもできずに縋るように赤い瞳をうるうるさせている。
それが俺の加虐心を煽るってわかってんのかこいつ…


「ひ、い!あ!あぁぁあ!シズちゃ、だめ、やああ、シズ、ちゃ…!」

思いっきりマドラーを奥まで突っ込み、抜き差しを繰り返した。
涙だか汗だか唾液だかの液体でぐちゃぐちゃの顔で刺激に耐え、すがりついてくる。

頼るものは俺しかいない、とでも言うように。


「知ってるか?」

「これ抜くと、膀胱にたまってるもん全部でちまうんだってよ」

「ひゃ、ああんッシズちゃんっシズちゃんっ!」

耳元で低く囁いてやったが、もう奴には届いていないらしい。

それでも実行はするけどな。


「ぃああああああ!!!!」


一層奥までマドラーを侵入させると勢いよく引き抜いた。

折れそうなくらいに背中を弓なりにそらす。
マドラーが引き抜かれたそこからは黄色がかった液体が湧き出ている。
シーツももうぐしょぐしょで使い物にならないだろう。
ツンとしたアンモニア臭もが鼻についた。


「あーあ。漏らしやがって」

「ぁ、ぁ、ごめんなさい…」



「こっからはお仕置きだ」


それでもコイツは恍惚とした表情を浮かべていた。


やっぱり変態はお前だ。



100426 更新
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