09/05(18:29)


あとがきのようなもの。そもそもどうやって書くんですか後書きなんて。


本日「秋霜を厭う」、完結しました。新人画商と油絵画家の初恋についてのお話でありました。なんとなーく書きはじめてなんとなーく書き上げた感がある。
今までファンタジーものばかり書いて参りましたので、こういったファンタジー色も奇抜な舞台設定もないお話はなんだかんだ初めてでした。書きやすかった。

しかしですね、絵を書かない人間が軽率に絵の話を書くべきじゃあないなと思いました。まず分からないことが多すぎる。そもそも水彩画と油絵の違いはなんなのか、そのレベル。絵の具を使うんだから一緒だろうと思っていた、そんなレベル。
グーグル先生には大変お世話になりました。
しかしやはり付け焼き刃な知識なので凄いポカをやらかしている気はしている。それも複数の場面で。

そんなことをしながら、数年ぶりに小説を書きました。やったね七宮リハビリという言い訳ができるね!
楽しく楽しく書いておりました。案外寳田の言葉の妙に崩れた感じがお気に入りです。
あと鷲沢さんの名前。特に捻ったわけでもないですが強そうに仕上がった。


一週間程度のお付き合いではありましたが、いかがでしたでしょうか。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。






そんなこんなで今さらな感がある登場人物紹介。読んだからってどうなるわけでもない。


【典子】
22歳女性。画廊スタッフ。
話が進むごとにどんどん寳田の扱いには慣れ庄野とは仲良くなった。面倒見がいいんでしょうね。ヒモとか拾ってきそうで心配です。

【寳田】
28歳男性。油彩画家。
絵を描くアイドルみたいな感じになりかけているアラサー。早く結婚した方がいい。書いているうちに物凄い勢いで典子になついた。

【庄野】
28歳男性。日本画家。
金魚の人。地味にモデルにした方がいる。こいつを出すと何故か話が長くなるくせにやたら出張ってくるアラサー。

【鷲沢】
56歳男性。画廊経営。
書くのが大変楽しかったのにあまり出てこなかったオーナー。名前がかっこいい。典子が水彩画オタクなら彼は日本画オタク。

【???】
享年23歳女性。絵本作家。
別に典子に似てるとかそんなことはない。髪の色しか似てない。日記つけてるあたりまめな人だったのかもしれない。




以上。
秋霜を厭う、あとがきのようなものでした。


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