てなわけで今に至る

つかあの悪女最初っから俺がこっち選ぶのわかっててやってるだろ腹立つ…
女装した姿を見られた時、うわっ似合わなすぎもう駄目私腹がよじれるギャハハハハと笑いやがってくそ…


それにしても今日は随分とあいつは帰りが遅いんだな…まさか何かあったのだろうか心配で堪らない

姉に何か知らないかメールしてみた

したらすぐに返事が返ってきた。そこには


[ああ…そういや今日友達と飲みに行くって言ってたわよ]


それを早く言ってくれ…



++++

俺はそのまま待ち続けたひたすら待ち続けた…しかしいくら待ってもあいつの姿が見えてこない

おかしいな…俺の調査だとあいつは必ずここを通るはずなんだが…


酒も飲んでるだろうしそのまま酔いつぶれて誰かの家に泊まってるとか?

誰かの家に泊まる…だと…


そんなの…そんなの許せるわけがねぇ!


あいつは可愛いからもしかしたら襲われてしまうかもしれないじゃないか!そんなの絶対に許さねー!ぼこる!確実に相手を殴り倒す!!


まだ決まったわけでもないのに自分の妄想の人物に怒りがふつふつと湧き上がっていった

あいつに手を出したやつは全員ぶっ飛ばしてやる!


そんなことを思っていたやさき


「はぁ…最近はよく冷え込むなーそろそろ冬物出しとかないと」


ッハ!この愛らしい声は

ま、まちがいないあいつだ!



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