頂き物@嫉妬彼氏 | ナノ


頂き物
「道化師マーチ」の蒼井様から












「それでね。種島さんが〜〜で、伊波さんも〜〜〜〜だよ」
「へぇ……」
相馬と会話している佐藤は少しだけイライラした様子で話を聞く。
「…ねぇ、さっきからイライラしてるけど、どうかしたの?」
「気のせいじゃねーの」
「俺は、佐藤君の事では分からない事がないつもりなんだけど」
「……(だったら、察しろよ)」
相馬の言葉に更にイラッとした佐藤は携帯灰皿に灰を落として、煙草をくわえ直した。
「うーん………」
煙草を吸う佐藤の様子を暫し眺めて、考える素振りをする相馬。
「………………」
「分かった。」
「何が」
「佐藤君のイラついてる理由?」

分かったと言った筈なのに疑問形で答える相馬に、それを言うように促した。

「俺が、他の人の話ばかりしてるのが嫌だったんでしょ?」
「………………」
「当たりだ!」
渋い顔で沈黙している佐藤に、正解したことにキャイキャイと燥ぐ相馬。
燥いでる相馬に向かって、欝陶しそうに煙草の煙を吹き掛けた。

「ゲフォ……ごほっ……酷い…急に、何」
「いや、お前がウザかったから」
「そんな…ごほっ…理由で…煙草の煙……けほっ……吹きかけないでよ…」
「静かになったから結果的には良かった」
「良くないよ……俺には……」

相馬は気持ち悪そうに、数度咳をした。
そして、煙を吸って調子の悪そうな喉を擦る相馬の手を掴んだ。

「え、なに?」
「相馬、今度から俺の前で他人の話をするな」
「へっ…」
「分かったか?」
「え……なんで…」

佐藤の言葉に中々頷かない相馬の首に手を添えた佐藤。
そんな佐藤に戸惑っている様子の相馬を無視して首筋に噛み付いた。

「っはぁ……い゛たっ…」

相馬の細い首筋には、がっちりと噛み痕がついた。
それを満足そうになぞり、微笑む佐藤。
反対に相馬は首を噛まれた痛みで眉間に皺をよせて、目淵に涙を溜めていた。
そんな相馬の涙をそっと拭って、目を覗き込みながら、

「分かったか?」

再度聞く佐藤に、コクコクと首を縦に何度も降った。
佐藤は満足そうに微笑んで、頷いた相馬を愛しそうに撫でた。
そして相馬の耳元で、破ったら…身体中に付けるからな?と言う佐藤の声に、背筋にざわっと何かが走る感覚がした。




嫉妬彼氏
(首筋の噛み痕の強さは愛情の何十分の一です)



end
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愁さんへの相互文です!
リクエストは嫉妬する佐藤。
いや……あの本当にすみません…
首筋を噛むオプションは私の趣味です←
リテイクは受け付けます!




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キッターーーーーーーーーー!!!!!!ハアハアハアハア^q^
嫉妬佐藤君美味しいですハスハス^q^
相馬さん全身噛まれちゃえよwwwww
蒼井さん本当にありがとうございました!!