佐藤さん別人２８号状態
１８禁注意報発令中
「っ……………」
何の戸惑いもなく、佐藤君の手によって下着ごとズボンが引き摺り下ろされる。
すでにゆるく勃ちあがる自身が自分の欲深さを表しているようで恥ずかしい。
「はぁ……そ、そんなに見ないで……」
視線にさえ感じてしまう。
これからの行為への期待からか、じんわりと官能の波がせり上がって来るのがわかる。
「あっ…！……い、ぁあっ！」
突然性器を握りこまれ、声を上げてしまう。
声をあげてはいけない。
―-―――女の子は、こんな低い声ではないのだから。
「ん、んっ……はあっ…！」
握りこまれ、ゆるゆると擦り上がられている性器はすでにはしたない音をたてて、あふれ出た先走りは佐藤君の手をぬらしていた。
きつくかみ締めていないと声が漏れてしまいそうだ。
好きな人に触れられるというのはなんて気持ちのいいことなんだろう。
佐藤君の手のひらは想像より大きくて、俺の性器を弄んでいる。
「おい………」
「ん…っ？」
突然、性器や胸元をいじっていた佐藤君が問いかけてきた。
「……ここから、如何すればいいんだ？」
「あ、うん………えっと」
と、いわれても俺自身同性同士のセックスは初めてで。
知識だけはあるけれど……果たして佐藤君が気持ちよくなってくれるかどうかは不安だ…。
俺がいたいのは、かまわない。
でも…佐藤君には気持ちよくなってほしい。
「えと……ここ、にね…？」
快感に緩みきったからだを反転させて、佐藤君に背を向けた。
「ここ、に……………、いれ、て………？」
両手で尻肉を割り開いて、今頃期待にひくついているだろう後孔をさらけ出す。
「ここに、ね……入るんだよ、君の……」
「…………」
「ごめんね、女の人みたいに濡れはしないから……本当はローションとかあればいいんだけど……我慢するから………」
「そのまま、きてよ」
自分の一言に反応して性器からどぷりと大量の先走りがあふれて内股をぬらしていった。
佐藤君からは何の反応もない。
「ねぇ……どうしたの……？」
「……痛いことが嫌いだなんていってたのはどこのどいつだよ……気持ち悪いかも知れないけど我慢しろよ」
「え、な………ひゃ、な、何…！？」
ぬるりとした何かが後孔にたらされ、尻の間を伝い落ちていく。
「………入れるからな」
「うんっ……きてえっ……！」
きっとさっき垂らされたのは調理台の近くにあった油か何かだろう。
体の奥のすぼまりに熱い切っ先を感じる。
「（佐藤君の、あつい……）」
ぼんやりと熱に浮かされた頭で思う。
そんなそぶりはみえなかったけれど、佐藤君も自分で興奮してくれていたんだ……
たとえ、「誰か」と重ねていたったかまわない。
「ひっ…！！！」
自分も佐藤君の熱に誘発されるように息が上がるが、体を割り開かれるような痛みに目を見開く。
何も、指一本分も慣らされなかった後孔は異物を拒むように硬く口を閉ざしている。
自分の体なのに、制御ができなくてもどかしい。
「（ごめんね、佐藤君……ごめん……）」
気持ちよくなくて、ごめんね。
だらしなく開きっぱなしの口から唾液があふれ、ステンレスの調理台の上に小さな水溜りを作っている。
痛みに耐えるように天板の上に爪を立ててみても、キィキィと耳障りな音を立てるだけで何も助けてはくれなかった。
「っ……！！！！！」
ごつ、と骨盤同士の当たる音。
「（はいっ……たぁ………）」
自分ではない、他人の鼓動が自分の体内で脈打っている。
「（佐藤君が、俺の、なか、に…………）」
無意識に締め付けてしまったのか、佐藤君が背後で息をつめる。
「（入ってる……繋がってる……）」
痛みなど、とうにどこか遠くへ吹き飛んでしまった。
じんわりと、繋がった場所から感じる麻薬のような快楽。
奥を穿たれたら、どうなってしまうのだろう。
「ねぇ、………」
もう、知らないころには戻れない。
「動いて…………？」
―――――――――――
べ、別に相馬さんはびっちさんじゃない！佐藤さんがすきすぎるだけであって、断じてびっｔ（ｒｙ
しばらくこんな感じでぬるーいエロースが続きます。
か、感想なんかもお待ちしています。