R18
ここから先は性的描写が入ります。ご年齢が超えている方と耐性がある方のみどうぞ↓↓











支配

狛枝クンに監禁されて何日経ったのか。
時折思考回路が戻る瞬間以外は、ひたすら愛でられ弄られ絶え間ない悦楽の前に思考も身体もぐちゃぐちゃだ。
拘束された手も脚も既に力を失って動かす事すらできない。

超高校生級の絶望の生き残りを更生する為に、学生に扮して引率として参加ていたはずだ。
そしたらモノクマが現れて、権限を奪われて。

そこから先がうまく思い出せない。


「……ゃ…」
「…ん、気がついたの?」

彼が不在の間を補完する無機質な玩具は取り除かれ、今は熱いものを与えられている事に頭が溶けそうになる。
いろんなことを考えなくちゃいけないのに。
浮上したはずの意識もすぐに絡め取られて、その熱を受け入れた。

「ぁ…ひぅ、…あ!」
「ははっ可愛いな、気持ちいい?」
「や、や…も、でなぃー、ーーッ」

出したくてももう何も出せないのに。
抗議という抵抗も無視されて、じれったさと隣り合わせの悦楽に真っ白になった。
出ないのに何かを出そうとパクパクと痙攣するそこをさらに指先で優しくなぶられて、先程よりも強い悦楽を連続して味合わされる。

「ーーーっ、ぁーーっ」
「気持ちいいよね?」

気持ち良過ぎてわけが分からない。
分っている筈なのに、答えられないのを咎めるかのようにさらに爪でカリカリとほじられて無限ループの悦楽をなす術もなく受け入れた。
涙と快楽に溶けた瞳を覗き込まれ、かち合った狛枝クンの瞳が優しく微笑む。
底知れない感情が、まだこの支配が続く事を伝えてきた。

「ゃ…っ、ムリ、もぅ…むりだよぉ!」
「でも苗木クンが一番好きなのは、ここから白いのを出す瞬間だよね」
「…………ひッ」

お預け状態のそこから。
爪を立てられたそこから。
出る瞬間を想像して、意思とは関係なく腰が震える。

「ふふ、今日一番締まった。想像していっちゃったのかな。大丈夫、今からいっぱい我慢してくれたらいっぱい出させてあげる」

さらなる拷問と悦楽宣言に、
絶望した。



「こんなに幸せなのに、一番身近なキミに不幸が被らないのは、やっぱり超高校生級の幸運だからなのかな」

素晴らしいね、さすが超高校生級の希望だよ!
ボクなしじゃいられなくさせてあげる。
真っ白な頭の片隅でそんな声が聞こえたのを最後に、快楽に塗りつぶされた思考回路がまた停止して。

あとは悦楽と悦楽と悦楽と。


世界はそれだけ。




※自分色に染めあげる狛枝くんと、堕ちた苗木くん。


MAINへ戻る
TOPへ戻る



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -