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-夜,浦原商店居間-

「ご馳走様でしたぁ!」

いやー、修行後の風呂上りの晩飯は
美味かったなあ、テッサイさんの料理だし!
あ、服は浦原さんの甚平(色違い)を借りたんだv
…緑色以外があってよかった…。
いや、別に緑色嫌いじゃねぇよ?

「咲矢サン、美味しかったっスか?」

「そりゃあモチロン!!」

なんやかんやでご飯まで頂いちゃってて、
バチ当たんねぇかが心配だけど…。

「それは良かった。
さて、アナタは明日から
空座第一高校へ通う事になっているそうッスね?」

「ああ!

…ぁあ!!忘れてた!!
制服セット!!!教科書セット!!!!」

「ハイそこで浦原商店一同からの
ささやかなプレゼントっスv」

浦原さんはそう言って、
教科書セットを差し出してくれた。
うお、ノートまでしっかり添えてある…!

「ドウゾ♪
そしてこちらが空座校の制服達っス☆」

ぅおっしゃぁぁあァ!!!
これで一護達に会える!!

「浦原さん!!
大好きィ!!!!!!!」

ガバチョ☆
嬉しさの余り、そんな擬音がピッタリなくらいな勢いで
オレは浦原さんに抱きついた!
初めての触れ合い。(ちょっと違う)




間。





…え?何?
間って何?



「………咲矢、サン…」

何ィ!?
何で間なのォ!?

浦原さんはオレに向き直るし…
何が起きた!?

「つかぬ事をお聞きします…
違ったら思いっきりアタシの頬を殴って下さい」

な、殴るって…
…そんなにつかぬ事なのか!?


「咲矢サン、は…






女性…っスか?」


「「「ぇえ!?」」」
byジン太&ウルル&テッサイ




…な


何ですとォ!!?








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