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「は…ぁ……!」
やべぇ…意識が…
く…そォ……!!
ま、た…
死んじ、まう…のか…?
パッ!
ドサ!!
「…!!
ゲホッヵハ!!ハァ、ハァ…!
な…にしやがんだテメェ!!」
こいつ本当にオレの斬魄刀か…!?
「──……
…すまない」
急に斬魂刀は膝を折って
オレに跪いた。
「なっ…え!?
イヤそこまでして
謝んなくてもいいって!」
そんなすんなり謝られても困るし…
「いや…、俺は首を絞めなければ
相手の"芯"を見れないんだ…
すまなかった。」
あ〜!なる程な!
でもどんな理屈だよ!?
…ま、いいか、悪意があって
やったわけじゃないみたいだし。
「じゃあオレを殺そうとした訳じゃあないんだな?」
「そんな事滅相もない…!
…俺はアンタの正義に感銘を受けた。
是非、俺の名を覚え、始解を習得してくれ。」
「─!!
教えてくれるのか!?」
だんだん視界が揺らいでいく最中、
斬魂刀の声だけがオレの耳に響いた。
「ああ、始解する時はこう叫ぶんだ──」
完全に視界はゼロになり、
浦原喜助の勉強部屋に戻った。
ドクン.
心に言葉が伝わってくる…!
いける!!
「光取り巻け!鷹楼丸!!」
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