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「えーと、初めまして!
卯月咲矢って言います!
君たちとは深ぁい関わりを
持ちたいと切願しておりますので、
以後!よろしくお願いします!」

チャキっと敬礼してやれば、
第一印象はまずOKだろう!

「で?
何で俺たちの名前、知ってたんだ?」

流石は一護…!誤魔化しが効かないぜ…!!

「え〜…それはだな…
…あ〜…」

曖昧な返事で更に怪しまれてるよ…!?
ヤベー…何とか理由を…!

「ア、アンタ等の学校に
転入する事になったからっ!!」

…この場を切り抜けるには
キツい理由だったか…?
それに、成り行きで
何か転入する事になっちゃったし!!?

「あーなる程!下調べしたって訳か!

でも改めて名乗っとく!
俺は黒崎一護で、こっちは朽木ルキアだ!」

…なんか向こうも納得しちゃったし…
まァ結果オーライだよな!

「ああ!よろしくな!
一護にルキアっ!」

「それじゃ咲矢!
また明日、学校でな!」

…はうあァ!
一護に名前呼びされちったよ!!
まさにBLEACHworld!!!
天国だなこりゃ!!

「むぅ…素が出てしまったな…致し方ないか…」

あはは!ルキア残念☆
例のヘンな口調も面白くていいけど、
やっぱルキアはいつもの喋り方が一番だな!
よォし!そんなルキアちゃんに特別サービスv

「じゃなっ!ルキアv」

頭を撫でてやりながら女用即惚れスマイルっ!

案の定赤面してやんの!かーわいv



そんじゃま!
ルキア達との戯れ合いは
名残惜しいがこの辺にして、
空座町を探検しないとな!
それに今この時間軸は何巻辺りかを
熟知しなきゃいけねぇし!

よし、瞬歩で行くか!
霊力の使い方マスターしなきゃだし!

「じゃあな!二人とも!」

一護達が完全に見えなくなったのを確認した後、
咲矢は瞬歩の為に意識を集中し始めた。

さっき霊力を集めた時みたいに行きたい所を"イメージ"をして…

シュン!


出来たァ…!!
めっちゃ嬉しいなぁv
色んなトコにすぐ行ける!




-その頃、一護達は…-

「…おいルキア…」

「……//////」

「ぅおい!!」

ハッ!
「一護!
明日の学校が楽しみだなっ!///」

「………」










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