ガシガシ

「いたたた!ちょ、痛いよ雅」
「ああ、すまないな。お前のうなじが美味そうだったからつい噛んでしまった」
「美味そうって、あたし食べ物じゃないよ」
「ここから美味そうな甘い匂いが漂ってるぞ。食ってくれと言っているようなものだな」
「雅が言うと洒落になんないんですけど。ホントに食べちゃいそう」
「・・・なんなら食ってやろうか?」
「いいや!遠慮しま・・・うひゃっ!?」
「(うひゃ・・?)嗚呼、本当に甘い」
「ひぃぃぃぃ!首舐められた!きもひわるいぃ!」
「気持悪いとは随分な物言いだな。本当なら少し血を吸うだけにしようと思ったが、気が変わった。よし、気持ち悪いなどど言えないようにしてやろう」
「ヤダヤダ!雅絶対エッチなことするつもりだもん!」
「フン、分かってるならいいではないか」
「あうぅっ!?い、今吸っちゃだめ・・!」
「さあシロ、一緒に気持ち良くなろうか」



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