「ねぇねぇ元就さん」
「ん、なんだい?」
「も、元就さんでもセックスしたいって思うんですか?」
「え?せっくす・・・?そのせっくすも異国語かい?」
「あぁ、セックスっていうのはえっちのことですよ!えっち!性行為!」
「性っ・・・、。いきなりなにを言うんだい君は」
「だ、だって、元就さんいっつもぽややんってしてて性欲なさそうだから気になって」
「(ぽややん・・・)私も男だからね。性欲くらいあるよ」
「ええ!?じ、じゃあ元就さんえっちしたことあるの!?」
「まあ、私もそれなりに年をとってるからね」
「え、それって肯定でいいんですか?あたしバカなんではっきり言ってくんないと分かんないです!」
「・・・・勿論あるよ」
「そ、そんなぁー!うぅ、ショックだ」
「私の年で未経験っていうのも珍しいと思うけどな」
「あたしもう25なのにまだ処女ですよ!?そ、そりゃあ結婚する人としかえっちしないって決めたのは自分だけど・・。やっぱり変なのかな、あたしって」
「あ、いや、生娘が変って言ってるつもりじゃないんだよ。ずっと大事に守ってすごいことじゃないか」
「・・・・そうですか?処女ってめんどくさいって思わないんですか?」
「そんなこと気にしてたのかい?全く、君は色んな話を聞きすぎだよ。それに、私は面倒とは全く思わないよ。寧ろ君を誰にも取られてなくて私は嬉しい」
「え・・・!」
「こっちにおいでシロ」

ぎゅうっ

「元就さんっ、」
「シロを抱き締めるのも、口付けするのも、せっくすするのも全部私が初めてだね」
「えっちはまだですよ」
「それじゃあ、誰かに奪われる前に私がいただこうか」


おいしくいただきました。



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