タモルフォーゼ
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僕はメタモン 人のモノマネが得意です

ねぇ 上手でしょ 僕を誉めてよ

ねぇ 上手でしょ 誰か 僕を誉めて



僕はメタモン 人のモノマネが得意です

こんなに上手に焼けました

ねぇ 上手でしょ お父さん 僕を誉めて


僕はメタモン 人のモノマネが得意です

こんなに上手に描けました

ねぇ 上手でしょ お母さん 僕を誉めて



ねぇ 上手でしょ 誰か 誉めて

ねぇ 上手でしょ 誰か 誉めて




響く声 誰か私を見て 自尊心の塊で

描く筆 誰か僕を見て 卑下心の塊で

響く声 誰か私を見て ねぇ 私ってダレダ





変わるメタモルフォーゼ 描く未来

響くメタモルフォーゼ 変わる自分自身

伝うメタモルフォーゼ 描く未来

光るメタモルフォーゼ 変える自分自身





色眼鏡でみた世界 セカイは歪んでみえるけど

レンズを通してみた世界 セカイは綺麗にみえるでしょう

僕をとおしてみた世界 セカイは歪んでみえるけど

君をとおしてみた世界 セカイは光ってみえるから


セカイは輝いてみえるから


君のみたセカイ、何色にみえる?




響けメタモルフォーゼ 描け未来

光れメタモルフォーゼ 変われ自分自身

伝えメタモルフォーゼ 描く未来

光れメタモルフォーゼ 変われ 自分自身


変われ 自分自身





祈る メタモルフォーゼ



(あとがき)一年前に書いたものです。ものまねと自分自身の存在について、また自己顕示欲と卑下心などを色々混ぜ合わせて作りました。こうして見ると、メタモンもなかなかさびしい存在かもしれません。ちなみにメタモンとは、ポケモンに出てくる紫色のふにゃふにゃしたモンスターです。


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