イアンブレード
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僕の思いは風化して いつか君を忘れるのかな

君の思いも風化して いつか僕を忘れるのかな



錆びた鉄は 銅のように茶色く濁っていくように

君の思いも風化して いつか僕を忘れるのかな


錆びた剣は 硝子のように すぐに崩れていくように

僕の言葉も 風化して いつか君を忘れるのかな



僕の思いは鉄のように どんなに鋭く研いだとして 鋭すぎた鉄の剣は 簡単に折れてしまうように

僕の思いも鉄のように 簡単に折れてしまうのかな 簡単に折れてしまうのかな




どんなに鉄が錆びたとして 中の芯が折れてしまわぬように

僕の思いも鉄のように 折れないようにできるかな 折れないようにできたらな



僕の思いは鉄のように たとえ鉄の剣のように 錆びずにはいられないとして

それでも君に届けるから この思いを届けるから


熱いうちに 届けるから

錆びないように 届けるから



鳴り響け 鉄の剣

その剣は 雷を纏って

何処までも鳴り響く

君に届けと鳴り響く

君に届けと鳴り響く



君に届けと祈るように



(あとがき)一年前に書いたものです。高校の卒業時にもらったキーホルダーがさびていて、何だか寂しくなって感傷に浸りながら、自分自身の思いなどを重ね合わせて書きました。最後の部分は、ドラクエのギガスラッシュなどをイメージしています。


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