Shall we dance?
言葉なんていらない 涙なんていらない
僕と一緒に踊ろうよ
僕の頭についている 細い糸は何だろう
きっと神様が僕を見て 糸電話をつけたのさ
ねぇ もしもし 天の神 僕の声が聞こえるかい
言葉なんていらない 悩みなんていらない
僕と一緒に踊ろうよ
僕の頭についている 細い糸は電話じゃない
実は上に誰かいて 僕を引くのは見えている
それでも僕はこの糸で 踊り狂うしか脳がない
だから僕は踊るのさ
言葉なんていらない 涙なんていらない
僕はいつかこの糸で あいつを下に引き吊りおろし
僕が天の神になる
「今に見てろよ天の神 お前の寿命はここまでだ」
勢い余って人形は 天の神との糸電話
プツンと切れて動かない
「もしもしこちら天の神 どうした人形返事しろ」
もう人形は動かない 天の神との糸電話
これが彼の命綱 切れたら最後 タダノシカバネ
言葉なんていらない 涙なんていらない
僕と一緒に踊ろうよ
言葉なんていらない 思考なんていらない
僕と一緒に踊ろうよ
彼はただ踊り続けた
いつしか言葉は失って
踊るだけの人形になった
(あとがき)一年ほど前に書いたものですが、この頃はBUMP OF CHICKENの歌詞の物語性に憧れて書いていたように思います。作詞作曲に憧れていた頃です。