三島くんちのとある一室

「…ねえ」
「ん?何?」
「今日泊まっていかない?」
「えっ別にいいけど…着替えとか何も持ってきてないよ?」
「俺の貸すよ」
「ほんと?じゃあお言葉に甘えようかなあ」
「…あのさ」
「なんでそんな真剣な顔を…」
「俺…君としたいなってずっと思ってたんだ…」
「へっ!?あ、したいって…その、そういう、男女の交わり的な!?」
「ごめんこんなこと考えてて…もし嫌ならやめるから」
「い、嫌じゃない!私っ三島くんにいっつもいろんなことしてもらってるから…三島くんがしたいなら応えたい!」
「…ありがとう」
「面と向かってお礼言われると照れるよ…」
「じゃあ移動しよっか」
「? どこに?」
「寝室」
「っ!!!は、はいっ…!」
「なんで敬語なの?」
「なんか現実味がなかったのが一気にこう…リアルな感じがして緊張してしまうというか」
「あははそれは分かるなあ、俺も凄く緊張してる」
「この部屋寝室だったんだ〜だから鍵ついてたんだね」
「…まあね。どうぞ、入って」
「う…うん、失礼しま…………ッッ!!?!?なにこれっ…なに…三島くんっ一体なんなの!?」」
「どう?凄いだろ?見せない気でいたけど…もう、我慢できなくなっちゃったんだ」
「うそ、意味分かんない…なんで部屋中に私の写真が貼られてるの?どうして?」
「君のことを全部知ろうとしたんだ」
「全部って…」
「一緒に居るだけじゃ限界があるだろ?女友達と居るとき、眠ってるとき…あ、トイレの時とか。君のことで知らないことがあるなんて耐えきれない」
「ト………ッ!?」
「俺はもっと君のことが知りたいんだ。…どこが感じるのかなあ?ココに俺のねじ込んだらどんな顔するの?」
「ひっ…!」
「心配しないで、痛くしないように頑張るから」
「そういうことじゃ…やだっ離して!やだぁっ!」
「さあ、俺に君のこともっと教えてよ」

ヤンデレ三島くん