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- ナノ -
「なー、いいだろ?」
「駄目です」
「俺とお前の仲じゃねーか」
「ただのイトコだし」
「前はよくしてただろー」
「幼稚園の頃ハマーが無理矢理ね」
「だからいいだろ?」
「いや、よくないけど」
「だーーーっ何で駄目なんだよー!」
「だって幼稚園ならまだしももう高校生だし正直ないわ」
「俺はお前とちゅーしたいだけなのにッ…悲しい!俺は悲しいぞ!!大体お前は俺との久々の再会だっつーのに冷たすぎなんだよ!」
「いやぁハマーと最後に会ったのいつよ?4、5年前じゃない?よーく見たらハマーだって分かったけど背も伸びてるし突然私の名前を叫びながら抱きつこうとしてくる男子が近付いたら蹴り飛ばすでしょ…正当防衛です」
「うわーん冷てぇよお冷てぇよーー」
「膝抱えながら泣かないでも」
「……頭は撫でてくれるのかよ」
「大の男がいじけてるの見るのはなんかかわいそうだしね」
「俺からお触りはアウトなのに!」
「ハマーは手付きがやらしいから駄目」
「ちくしょーーーー」
「(うーん昔から大型犬みたいなのは変わらないなあハマー…犬耳としっぽが見える気がする…)」
「何だその目」
「お気になさらず」
「?」