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「目つむ、つむってろ、いいものやる、から」
「ひっ!来栖くん…包丁握り締めながらこっちこないでよう…」
「目、つむって、ろ」
「なんで首に包丁当てるの…?」
「い、いく、ぞ」
「ひえっ!う…ぐ、んん…」
「や、やっぱり、かわ、いい」
「(ううう…首、切られる…こわい…あっ、ぷつっていった、皮膚切れてる…)」
「もう開け、て、いいよ」
「っい…いたい…いた…なに、なんなの…」
「へ、へへ。ネックレス、ぷ、プレゼント」
「ネックレス…?来栖くん、包丁しか…持ってないじゃん…」
「かが、み、見るか?よく似合って、る、ぞ」
「うあ、血にじんでる…」
「おまえ肌しろいから、赤い、のは、よく似合うな」
「こ、この首回りぐるっとつけた傷が…ネックレス…?」
「うん」
「(来栖くんやっぱりこわい…ううう…いたいよう…)」