×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -
※病んでる


「…え?律くん、今なんて?」
「だから僕、先輩のことが好きなんです」
「もしかして…罰ゲーム、とか…?」
「そんなわけないじゃないですか。ねえ?」
「あぐっ!!??」
「先輩の笑顔が、綺麗な綺麗なあの笑顔がどうしようもなく愛しいんです。どれだけこの気持ちに蓋をしておさえ込もうとしてもどんどん好きって気持ちが溢れ出して…堪えられない、耐えられないんです……もうどうしようもない、この愛をどうしたらいいのか、分からなくて。僕、考えて考えてやっと一つ思い浮かんだんですよ」
「かっ、あ"、うう…ぁあ…!」
「先輩の汚いとことか酷い表情とか…そういうのを全部見てしまえば、この気持ちも冷めて綺麗さっぱり無くなるんじゃないかと思ったんです!名案だと思いました!でも、やっぱり駄目ですね…先輩に汚いところなんて無かった。全てが美しかった」
「くるし、ッ、い"、やめっ…」
「やめませんよ?先輩の首をこうやって締めるの…凄く、気分が良いんですもん」
「しん、じゃ…う、よ」
「死なせはしません。死んでしまえば先輩の笑顔が見れないでしょう?もう少ししたらやめます」
「りつ…く…」
「ふふふ、今のその苦しそうな表情もとても綺麗ですよ先輩」