※ちょっと病んでる臭がするサイタマ


「…サイタマ」
「……」
「サイタマってば」
「…なんだよ」
「サイタマ力強いんだからいいかげん抱き締めるのやめてよ、苦しい」
「すまん緩める」
「あ、抱きしめるのはやめないんだ」
「おーー…」
「なになになんかあったの」
「別に何でもねえから気にすんな」
「気になる」
「いいからおとなしく抱きしめられとけ」
「むぐっ」
「相変わらずお前あったけえなあ」
「くるしい」
「すまん」
「（やっぱなんかあったな）」
「そういやお前こないだ話してた奴誰だよ」
「んー？別になんでも」
「なんだよソレ」
「うわっ顔こわ！なに何でキレてんの！？」
「俺に言えねえのかよ」
「いたたたた力ゆるめてあいたたたた」
「おいこら」
「さっきのはサイタマのマネしただけなんだけど！！ただの職場の先輩だから！安心してください彼女もちですいたたた！」
「そうならそうと言えよなー」
「う、うん（今完全に潰す気だった…なに…こわ…）」
「メシでも食いに行こうぜ」
「うん」


「ホラ」
「え」
「手つなぐぞ」
「うん」
「何食うかなー」
「（やっぱ力凄い強いめちゃくちゃ痛い）」

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