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- ナノ -
「何やってるんですか」
「喧嘩だけど」
「…先生、そういうことではなくですね、何故喧嘩をしているのかと聞いているんです」
「……サイタマが私のアイス食べたから…」
「おまえが名前書いてねーのが悪い」
「サイタマって足りてないよね」
「あぁ!?」
「やんのかコラァ!」
「じょーとーだコラァ!」
「お二人とも一度冷静になってください」
「ジェノスくんはサイタマに甘い!どう考えてもサイタマに全責任がある!」
「あれは俺ん家の冷蔵庫だ!そんな中に何も言わず入れといたお前にも責任あるんじゃねーのか!」
「自分が買ったか買ってないかぐらい覚えてるでしょうが!!」
「うちの冷蔵庫の中身はうちのモンだろ!!」
「ちょっと、またヒートアップしてます!サイタマ先生落ち着いてください、いくら幼馴染でも女性を殴るのはどうかと思います」
「そーだそーだ!」
「貴方もそうですよ、サイタマ先生と殴る蹴るの大喧嘩だなんて…まずアイスというしょうもない理由で喧嘩をするのもどうかと思いますし、お二人を俺が止めてなければあそこのビルは瓦礫の山と化してたんじゃないんですか?家の外で喧嘩していたことはまあいいとして、大体………」
「「(オカンかよ……)」」