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2017/11/15 03:43
▼夢主の立ち位置のあれそれ

私は三つ星極制服を持ってはいても、そのことは普段一般生徒には隠されている。糸郎くんと同じように、極々有事の際にのみ生徒会四天王と皐月ちゃんを支援する役目を持った、隠れた三つ星所持者だ。だから、四天王の皆のように周りを従え支配するカリスマ性や力のようなものは持っていない。
そんな私が乃音ちゃんや皐月ちゃんの隣に立てているのは、大部分が幼なじみだからという理由で、ただ運が良かっただけだ。そんな私のことを乃音ちゃんは本当は嫌いなのかもしれない。

「…ばか、あんたが何考えてるかくらい分かんのよ」
「えっ…なんで…?」
「何年一緒にいると思ってんの?どーせまた自分は運がいいだけ〜とか思ってんでしょ」
「うっ」
「本当にバカね!あたしは実力のないやつは嫌いだし弱い奴は隣になんて立たせないわよ!」
「の、乃音…ちゃん…!」
「自信持ちなさい、あんたは私が愛した女なんだから」



▼いろいろ汚しまくった床とかを片付けたあと(↑とは関係ない)
「ねえ」
「ひえっ!?なっななななにかな宝火くん!」
「…あのさ、こんなこと言いたくはないんだけど……ちゃんと入れ直してくれるなら別にいいから…監視カメラの電源、切ったほうがいいと思うよ」
「…監視カメラ?」
「いくら四天王が管理している教室とはいえ一般生徒も使うからね、音楽室にも監視カメラはある」
「……!!!!!!!!!」
「蛇崩なら知ってると思ったんだが…はは、牽制でもしたかったのかな」
「乃音ちゃんのばかーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」