(※N主♀あります。)
(※下ネタありますん。←)



1月1日、元旦。バトルサブウェイにとって1年のスタートであり、戦場にもなる日。

「ボース!ボスってば!!次、シングルに挑戦者が来ます!!」
「わかってます!只今、参ります!!」
「カズマサどこ行ったー!?」
「ボス!ボス!ダブルに挑戦者1名!!」
「はいはい〜。」
「トトメス!早く次の車両行ってよ!!」
「カズマサー!?カズー!?」
「ボス達、その2つがすんだらマルチに行って!!」
「ダレカ、オレノティラミス、タベタ?」
「ボスー、迷子が!幼稚園児の迷子!!」
「カズー!!カズー!!!」
「ノボリー、僕もうお汁粉食べたいよー。」
「食べたいなら、早く仕事を済ませなさい!」

慌ただしく駅員が走り回る。さらにサブウェイマスターの二人が走り回る。

「クラウドさん。」
「お、ジャッジ君。新年からお疲れさん。」

サブウェイの廃人を呼ぶ理由の1人であるジャッジがクラウドに声をかける。

「なんで元旦なのにこんなに人が?」
「それはな、」
「元旦って何かと初○○って言葉をよく聞くでしょ?」

姿をまったく見せなかったカズマサがひょっこりと割り込んできた。

「カズ、どこに行ってたん?」
「コンビニにお昼買いに行ってて、気づいたらラグビーの試合をしてて…」
「まあ、ええ。んで、カズ新年にお客さんが多い理由ジャッジ君に話したれ。」

カズマサの迷子話はいつも聞いていて聞き飽きていたので話を戻した。

「えーっと、とにかく皆は初サブウェイ、初バトル、初勝利を楽しみに来てるって事。」
「へぇ…そうなんですか。まぁ、僕も色んな人のポケモンが見れて楽しいです。」
「良かったね、ジャッジ君。」

そこで、ジャッジが「あ」と気付いた素振りを見せた。

「でも、なんでノボリさん達は機嫌が悪いんだい?バトル大好きなはずなのに。」
「あー、それはやな……」
「多分、爆発して欲しいんだと思う。」
「?」




「ダイケンキ達、ありがとう!」
「みんな、ありがとう。」
トウコとNはマルチトレインに挑戦していた。今は20勝目だ。
トウコ達も初サブウェイに挑戦に来たのだった。トウヤは深夜までテレビを見ていたらしく中々ベッドから出てこなかったので、ポケモン達がバトルする事に抵抗が無くなってきたNが代わりに来てくれたのだった。

「N、疲れてない?」
「大丈夫だよ。トウコこそ大丈夫かい?」
「大丈夫よ、ありがと。」

次の車両へ続く扉に手をかけながら会話を交わす。トウコはトウヤには悪いが、新年初のバトルのパートナーがNである事がとても嬉しかった。

「おや、クダリ。お客様(笑)が来たようですよ。」
「そうだね、ノボリ。さっさとぶっ潰してお汁粉食べよう。」
「お二人さん、いつもと反応が違いませんか!?」
「??」

初めて来たNはキョトンとしていたが常連のトウコには二人がいつもと違う事が分かった。

「あれ?もう、いたの?」
「……はぁ。では、始めますかね。」
「あたし空気ですか!?なに、はぁ。ってため息ついてるんですか!?え!?」
「???」

トウコのマシンガンの様なツッコミがでる。相変わらずNはキョトンとしている。

「いったい、どうしたんですか!?」
「……貴女方は記念すべき1組目。」
「……え?」

ノボリが不機嫌そうに話し出した。

「何がって、カップルで我々の所に来たのがですよ!!」
「はぁ!?あ、あたしと、Nはそ、そ、そんなんじゃ!?」
「ま、あくまで僕らの所に来た、ってのが大事なポイント。」
「え?」

クダリが人差し指でボールをくるくる回しながら話に入ってきた。相変わらずNはキョトンとしている。

「いっぱい馬鹿なカップルが僕らに挑戦しに来てるんだ。ま、僕らの元に来る前に駅員やトレーナーがぶっ潰してるんだけどね。」
「新年だから記念に……とかなめてるんですか!?我々は正月休みを取らずにいるのに!!」
「だから、今日はサービスで超スーパーマルチトレインにしてやんよ☆」
「こ、こんな……!サブマスが、俺のサブマスがこんなに態度が悪いわけない!?」
「トウコ、一人称が変わってるよ?よくわからないけど一度、深呼吸しなよ。」

Nがトウコの頬に手で包み込む。驚いたトウコは顔がみるみる赤くなっていった。

「ちょ、え、N、手離し……」
「だーーー!!イチャイチャすんなー!君達マジ何なの、ここまで来てイチャイチャしてさ!」
「ク、クダリさん。私達イチャイチャなんて……」
「どーせ昨日はベッドでfuckしながら(自主規制)とか(自主規制)とかしてたんでしょ!?」
「クダリさん!?」
「ク、クダリ!?」

クダリが下ネタを言い始めると羞恥からかノボリが元に(?)戻ったようだ。トウコも聞いてるだけで恥ずかしくなった。


しかし、Nは違った。

「トウコが………そんな事するわけないでしょ!?僕はシたいけどさ!?」
「シたいんかい!?僕だって、ノボリと(自主規制)シたいよ!」
「昨日だって、トウコったらお客さんが居るからって(自主規制)までしかさせてくれないし!!」
「シてんじゃないか!ノボリなんて(自主規制)して(自主規制)して、ついでに(自主規制)したらイってそのまま気絶だよ!!」
「十分シてんじゃないか!?僕は……。」

二人のマシンガントークバトルが始まった。

「トウコ様。」
「はい?」
「先程は取り乱してすみませんでした。」
「気にしてないんで大丈夫です。それより……。」
「はい、わかっています。今からあの二人を倒しましょう。」
「了解です。」

トウコとノボリの二人が帽子を深く被り直し、言い争いをしている二人を指差す。

「規制を守って皆さんスマイル!!」
「標的確認、準備OK!!」
「「目指すは排除!!出発進行!!」」


「「え?」」

Nとクダリが2人の方向を見たと同時に大きな爆発が起こった。





「で、クラウドさん。一体どういう意味ですか?」
「まぁ、簡単に言えば『リア充爆発しろ』ちゅーヤツや。」

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意味が解らなくなった!!しかも元旦から2週間以上経ってるwwwとにかく正月のバタバタ感を表現したかった。できなかったまる


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