「あっ、またリヨマーリンがリヨフォウ君に泣かされてる!駄目だよリヨフォ……ただのフォウ君だ!?」
「……!……!」
「マーリンシスベシフォウ!!」
「シスベシフォーウ!!」
「Wフォウ君でリヨマーリン滅多打ち!?やめたげて!やめたげてよぅ!」

マーリンに対してやけにあたりの強いフォウ君からなんとか救出に成功し、噛み跡が残りボロボロのぐったりとしたリヨマーリンを抱き起す。

「もう大丈夫だぞーリヨマーリン」
「……?」
「ほら、一緒にマイルームに行こうか」
「!!」

こくこくと何度も頷くリヨマーリン。俺の腕の中からぴょんっとジャンプすると肩に着地した。すると、すりすりと擦り寄って甘えてくる。

「……♪」
「リヨマーリンは人懐こいなぁ」

マイルームに戻ってリヨマーリンとあっちむいてほいをしていたら、マシュがボードゲームを持って遊びにやってきたので三人でいっぱい遊んだ。



「わ、私を放ってちっちゃい私に優しくするなんて浮気も同然だと思うよ……!」

後日、大きい方のマーリンに怒られた。

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