散ってしまった金木犀
肌を撫でる北風
冬が訪れるまえぶれ
風が仕立てる落ち葉のダンス
闇に覆われる空、消える夕焼け、静かに走る抜ける冷たい風
独りぼっちで冬を迎える
わたしを1人にしないで
僕を暖めてくれる君はもういない
君がいなくなった日のことを思い出す
冬は人を感傷的にしてしまう季節なのよ
古い傷を何度も北風は撫でて行く
冬の寒さが怖いのは、きっと冷たくなってしまった君のことを思い出してしまうから
こんな寂しい想いをするくらいなら、あなたのことを忘れたい
あなたがいなくて寂しくても、あなたのことを忘れたくない
相反する感情
君に会えたら、僕は、



top

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -