映画館の天井の角の真っ暗闇が、どこかに繋がってたらいいのに
チケットは空想世界への招待券
映画館は小宇宙
暗闇の中で手を握って、耳元で今聞こえた台詞を囁くの
嘘をついてはいけません、その言葉そのものが嘘で出来ている
クロックムッシュ、それは小さな紳士のこと
素直な狼少年、恋に落ちる
ポップコーンみたいに弾けた僕の心
指先についた塩をあなたの舌で舐めとって
昨夜見た夢との別れ
今夜見る夢との出会い
エンドロールを追いかけて
夢の世界の延長線
その先にはきっと僕が求めているものがあるのだ
もう内容は忘れちゃったけれど、涙が溢れだすくらい幸せな夢


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