せいいっぱいの純
 :: スクアーロ先生とあたし


  ほら、また春がやってきた
すり抜けた春風は心地良くて
離れた距離がまた遠ざかる
あの笑顔をもう一度咲かせて
触れたい、と囁く夜には
幸せの意味を君に託して
その瞳に何度も救わていた
離れるほど愛おしくなる
どうしたら君を愛せるのか
下手な芝居に拍手はいらない
星空を想って夕暮れに願う
君の泣き顔はあまりにも綺麗で
口にすればもう戻れない
初めてのキスは涙の味がした
その笑顔が見たかったんだ
ゆっくりと変わる歪な関係
眩しい空から目を離せない




 back



 (放課後の教室で××をした)


.


「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -