「名前さんー、ここ教えてくださいー」
あたしは今、クラスメイトにノートをとらせてほしいと言われ放課後、学校に残っている。
「ししっほんと名前のノート綺麗だよな」
「ほんとですよねー」
「あたしより綺麗にノートとってる人、いっぱいいるだろうに。それにあたしのノート、特別綺麗じゃないかと...」
まぁ、自分が後でみてわかる程度に綺麗に書いているつもりだけど。人にみせるほどじゃないと思う。
「う"お"ぉぉい!!フラン!ベル!てめぇらが群がってノート見えねぇだろうがぁ!!」
不自然にフランとベルがノートがひろげてある机に群がっていると思ったらわざとだったのか。
「ししっ、スクアーロのくせに生意気言ってやんの」
「だからカス鮫なんですねー」
「う"お"ぉぉい!!」
「まぁまぁ」
あたしは3人の言い合いを鎮めるように声かけをし、何故あたしのノートなのかと考えながら3人がうつし終わるのを待った。
「ごめん、ちょっとトイレ行ってくるね」
(ししっ、名前ほんと可愛ーよな)
(ですよねー、頭もいいですしー)
(う"お"ぉい、あいつは俺のもんだぜぇ)
(何言ってんですかーカス鮫。ミーのですよー)
(ししっ王子のだし)
( 最強のカテキョ )
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こんな学校生活
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紫織
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