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先 生 と 出 会 う

始まりは小鳥の数え歌
甘い居心地の悪さの中で
勝気な林檎は腐らない
神はさいころを振らない
進んだ時計は馬車馬のように
安定的アンバランストリオ
楽観的な繊細ハレーション
憎まれ口の境界線上
言葉ひとつで跪かせて
些細な一言に惑わされ
首を絞める事さえ愛だ、と
追い掛けっこをやめた時計
暖かさを忘れられない背中
撃ち抜いて勝ち抜いて生き抜いて
大丈夫だと高を括ってたら
ロンリーガールの成れの果て
夏になると聞こえてくる声
夏の夜空を君と見上げた
夕焼けに染まる放課後の帰り道
一瞬詰まった言葉の意味


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