あたし、苗字名前はフリーの殺し屋。

とあるファミリーのお偉いさんの娘が誘拐されたという事件が耳にはいり、犯人が所属しているファミリーの雑魚を殺したところだ。

この事件にはどこぞの暗殺部隊が救出に協力しているらしい。あたしは、こっそり現れてこっそり殺していくから不思議に思うだろうなぁ。そんな彼らの顔が浮かんで、ニヤリと笑みがうかんだ。

雑魚も殺したし、娘さんも無事お偉いさんのところに帰されたのこと。あたしの任務はひとまず終了と思い帰ろうと振り返ると、背中に衝撃がはしった。

「っあ!!」

どうやら、殺し損ねた雑魚の一人があたしが背を向けるのを待っていたらしい。


「くっそ...!!」


あたしは残っている限りの力を振り絞って、ベルトに装備してある小さなボムを敵と近距離ながらも着火し爆発させた。敵はあっけなく死んだ。

さっきの爆発音とは正反対に静かな雨が、あたしの身体を濡らした。あたしは背中でドクドクと流れている血を雨で流し、あたしの特殊能力で傷を癒しながら木陰に倒れた。



( 鎮める雨 )




連載はじまりました。
よくわかんない話が出
てきても突っ込んじゃ
負けです← ちゃんと
逆ハーなるように頑張
ります(`・ω・´)×

紫織
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