「ぷは〜!!」




頼まれていた掃除や整頓が終わり談話室へ行きあたしはソファにボフッと座り、炭酸飲料を喉をならせて飲んだ




夜中、フランと話していたせいか昼近くに起き、オレンジ色の光が窓をとおして部屋に入り、少しずつ夕方になろうとしているのがわかる


1日って早い、1日24時間じゃなくて48時間になればいいと何度思ったことか....






ガチャッ






「(っ!!!)」
「ししって、誰もいねぇし。気配はしたんだけどな」




48時間とか呑気なことを考えてたら突然ドアがあき、なぜか反射的に隠れてしまった

きっと相手が相手だからだと思う
この間、気まずい空気にし絡みにくい関係であるベルだからだ



「王子がどうしたって??」
「ぎゃふ!!」
「色気ねぇー」




色気ないですよ、身長も高くないし胸もないしイタリア人じゃないししょうがないじゃないか



「つか何で隠れたわけ??」
「いやー、なんか反射っていうかなんていうか…」
「意味わかんね」




そういうとベルは冷蔵庫から牛乳パックをとりだしラッパ飲みをした










「名前…」
「ん、何??」
「この間はごめんな」
「は」
「だからごめんって言ってんの」
「それはわかってるけど…」
「何だよ」
「いや、だって」




いきなり真剣に謝るからときめいたなんて口がどうなろうと!さけても!言えない!!




「ししっ、変な名前」




そういうとベルはあたしの頭をわしゃわしゃしてきた

とりあえずベルと関係をもとにもどせたからよかった…




「つーか名前さ、初めて会ったときに変な光放ってたけどあれ、何なわけ??」
「あー、あれね。あたしの親もマフィア関係に属してたんだけどね。父が自己再生能力を持ってたの、つまり遺伝であたしも使えるって感じかな」




あたしはアバウトに説明したあとにドヤ顔をしてやったらベルにししっと笑われた




「お前やっぱり変なやつ」
「わかってますから」




あたしとベルはニコッと微笑みゆったりとその時をすごした




ベルは何考えてるかわからないしいつあたしの過去を察するかわからない。けれどまだ話す必要はないだろうと勝手に判断しちゃったけど…まぁ、大丈夫...だよ、ね…??







(お前、やっぱ)
((胸小さい、でしょ?))
(わかってんじゃん)
((自分が1番わかってるから…))



( 先輩、訴えますよ? )


ツンデレ大好きだ(^//^)
というかフランのとこで
能力のこと言うの、完全
に忘れた名前様でしt(
忘れてたのは紫織ですね
すみませんでした(・・)


紫織
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