あたし、遅くまでこんなこと話してきたけどフラン、きっと迷惑だよね…?
心の中ではこうやって思ってる。けどやっぱり知ってもらいたいっていう気持ちもある…。
「ミー、全然迷惑だなんて思ってませんからー」
「へ?なんで、フラン」
「大丈夫なんで続けてどうぞー」
「ありがとう…」
あたしはフランに遠慮せずに、あの任務先でフランたちと出会う前まで一人で色々な物事をやってきたこと、なぜマフィアに踏み入れたかなどを話した。
「フラン、ありがとうね…」
「??」
「そのー、話を聞いてくれて…さ」
似合わない台詞を言ってしまった…!!と少し後悔したら、フワッとフランの匂いに包まれたと思ったらフランの手が背中にまわっていた
「いきなり素直になるところ、やっぱり名前ですねー」
「なっ!!?あたし、いつも素直だと思うけど…」
「嘘、つかないでください」
「え??」
フランがいきなりいつもの口調じゃなくなって、吃驚してしまった。気のせいかもしれないけれどあたしを抱いているフランの手が今までよりすこしギュッとなった気がする
「名前、いつもツンツンしてるじゃないですかーそれに」
「それに...何よ...」
「それに今、泣きたいんですよね、本当は」
「……」
「辛いんですよねーものすごく。なのにミーに話してくれた名前はすごいですよ。お礼を言うのはミーですー。」
「ひっく…グズッ」
「名前、ありがとうございますー」
フランにお礼を言われた瞬間にあたしは泣きじゃくって泣き疲れたのか眠りについた。
(名前ちゃん??って、あんらぁ〜!!)
(う"お"ぉい!!何事だぁっ!!)
(ほらほらっ!見なさいよっ)
(んなっ!!!)
(何だよ、朝早くからって。この糞ガエル…王子朝から気分悪いんだけど)
(あー、皆さんおそろいでー。おはようございますー)
(てんめぇー…)
後でルッスから聞いたけれどあたしはフランの抱き枕状態になって寝ていたらしい。
( 眠れない夜には )
うp遅れました(゜ё゜)あせあせ
5月になったら
落ち着くと思います(´・ω・`)