「(ししっ危ねー)」

俺は気配を消したつもりだったのに
流石ボスに認められただけある名前は俺に気付いたけど眠気に負けたって感じ。


起きるまで様子でもみようと思ってから4時間。
名前、どんだけ寝てんだよ。
にしても、寝顔かわいい、つーか間抜けな顔してやんの。ししっ。

俺、まだコイツのどこが好き?とか好きか嫌いか問われたらアバウトに答えることになると思う。

けど、絶対好きになることは確実。わかるんだよね、俺、王子だからさ。
少しずつわかっていきたいとか思ってんのかもな。


俺は名前の横に一緒になって寝転び、悪戯にキスをしようと名前の顔に近づいた。


「っ!!!!」

不意に名前は瞼を開き瞳を見せやがった。


「な、ななな何ですか?!」
「ししっ、こっちの台詞。急に起きやがって」


後少しだったのに。って悔しくなってね?
まだ早かったか、と内心どこかで思いながらも行動する俺って積極的?


これから、スクアーロにもフランにもボスにも負けないように動くとすっかな。




(な、何でここにいるんですか?!)
((うっせぇよ!!4時間も寝てたお前に言われたくねーよ!!))
(そんなにも寝てたの?!自分…。プライドが…)
((何がプライドだよ、おもしろいやつ))



( 意味不明な自分 )


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紫織が意味不明⊂( ^ω^)⊃笑
スランプップーです←



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