lazy boy | ナノ
一応忠告してあげるよ



「ぶふぉぁっ!!!」
「吹き出さなくてもいいじゃないですか!!!!」
「ちょ、新人ちゃ、む、むね、それどうしたの」
「聞かないでください!ていうか、失礼です!胸のこと話題にするとか!」
「いや、俺、胸好きだからっ、ちょ、触らせてよその偽物胸ぶはははは!!やわらかいの!?ぷくくっ」
「訴えますよ!!そんなに酷いんですか!?」
「ふふ、ぶはっ、い、いや、いんじゃね?ぐふっ、ぷっ、に、似合ってる、よっ!!!」
「一回爆笑しといて今さら我慢しようとしても無駄です!」
「ははははははははは!ぶっはっ、ひーっ、腹痛い!」
「副官、お茶飲まれてるときじゃなくてよかったですね」
「そーだね、あー、久しぶりに笑った!ありがとう新人ちゃん」
「至福のお時間をお届け出来たみたいでよかったですね」
「怒るなよー。悪かったって。でもよかったね、胸大きくなって」
「訴えますよ」
「俺に楽しい時間を提供してくれたお礼に、ひとつ先輩として忠告しておこう」
「??忠告、ですか?」
「うん、忠告。多分、新人ちゃんはこれから手一杯になる」
「はぁ、まぁ、姫の身代わりですしね」
「でも、本当に大切なものは、常に見ておかなくてはだめだ」
「……本当に大切なもの?」
「気付いたときには、手遅れになる少し前かもしれないから」






「君の元の胸とかねっぷははは!!」


「まだツボってたんですかー!!!」

「も、俺の前にこないでっ!!!」






忠告
(そろそろ絳攸が危ない、かな)

 


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