いないひと
つまさきから、ずぶり
行き着く先は春泥
煮える碧
淀みの群生
ガラス玉の世界に閉じ込めて
振り払い、後退る
その手を掴むのは夢の中で
恋しい、それから腹立たしい
閑閑閑閑
となりにわたし
少年、きみにかける魔法は
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