「あ、古里くん」
「え……?」
「同じクラスのなまえです!」
「……どうも」
「どうも……って古里くん傷だらけじゃん!どうしたの?」
「え、あ……それじゃ」
「ちょいちょい、どうしたの?」
「手、手……」
「いやだって古里くんが逃げようとするから」
「……っ」
「うーん、あった!」
「だ、大丈夫っだ、だから!」
「これどうぞ」
「あ……」
「絆創膏とかは持ってないから、これで許して」
「ポッキー」
「甘いものでも食べて元気出して、ね?」
「あ、りが」
「何かあったら言ってね! 力にはなれないかもしれないけど、聞くくらいなら出来るから……じゃあね!」
「……行っちゃった
なまえ、さん」







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