小話
「まあまあかな。」
桜の側で酒器を傾ける雲雀恭弥は誰に言うでもなく、静かにそう溢した。
彼の言葉に返すようにゆっくりと桜が揺れる。それを見て、雲雀もまだ少し残っている酒を喉に通した。そして、おもむろに立ち上がり最愛の人がいる場所へと足を進める、そんな彼はどこか愉しげだった。
「こんな日もいいかもね。」
君を今すぐ抱きしめたい。
どうも、管理人の「かい」です。
まだまだ花粉症が続きますよね……。なので花粉症に負けないように妄想で乗り越えようと思ってます。
嘘です。本当はただお酒を飲む雲雀さんが書きたかっただけなんです、すみません。