世良、赤崎、椿が三兄弟だったら、毎日退屈しないだろうな。っていうか、逆に疲れそう。でも絶対可愛い…!

長男世良、次男赤崎、三男椿で。小学2年とかその辺の一番子供が生意気な時期ぐらいが良いね。
世良が一番うるさくて、落ち着きがないと思う。逆に椿は末っ子なのに我が侭言わない大人しい子。赤崎はもうそのままな感じ。

毎朝学校は登校班。いつも世良と椿が準備ギリギリで、赤崎はいつも二人を玄関で待ってる。本当は一人で登校班の集合場所に行っても良いけどなんだかんだ言いながら寂しいし、つまらないから待ってます。
「おせーんだよ!」
「なんだよ!いいよ、椿と一緒に追っかけるから先行ってて!」
「はあっ?!待ってやってんだから早くしろよ!」
「待っててなんていってないし!」
「あああ、!」
この辺で赤崎はしびれを切らして二人の準備手伝い出します。みんなクラスばらばらだけど赤崎は三人分きっちり時間割覚えてるから教科書とかランドセルにすごい早さで詰めますよきっと。

集合場所へ行く間、話してる内容はサッカーのこととかアニメのこととかカードのこととか。三人共地域のクラブチームに所属してて、時々サッカーボール蹴りながら向かってたり。
で、登校班のみんなに挨拶したら、世良は真っ先に班長で6年生の堺さんの元へ。
サッカー上手いし、格好良いし、オレもこんな風になりたい!(@世良の脳内)
登校中、世良は堺さんにべったり。堺さんも堺さんで、軽くあしらいながらも満更じゃない感じ。意外と面倒見が良いよね堺さんって。
で、そんな世良の姿をよろしく思ってない子が一人――赤崎ですね。
なんでそんな奴が良いんだよ!とか毎回思ってます。で、たまに(っていうかむしろしょっちゅう)世良にちょっかいかけて喧嘩勃発。
「なにすんだよ!」
「オレなんもしてないし」
「明らかにお前だったじゃんか!うそはいけないんだぞ!」
「世良さんがつきまとうからさかいさんメーワクしてんだよ!」
「そんなこと、ない、もん!多分!」
「自信ねーじゃんか!」
大体この辺で椿が涙目になりながらあたふたしてます。
堺さんは赤崎が嫉妬してるのもなんとなくわかってるので口は出しません。触らぬ神に祟りなし、です。
結局椿が泣き出しちゃって終了みたいな。

部屋は三人一緒が良いようなよくないような…三人一緒だと喧嘩が絶えない気がします。でも一人部屋にしてもなんだかんだ一つの部屋に集まって遊んでそうだから意味ないか!






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