「おはようございます。アルヴィン様」
「おはよ。お前はジュードだったな。」
「はい、そうです。」
「りぼんが曲がってるぞ。」
「す、すみません..!」
「動くな。今直してやるから。」
「そ、そんなご主人様に...!」
「気にすんな。落ち込むんじゃねーよ。美人が台無しだ。」
「アルヴィン様..!」

俺がそう言うとジュードは顔を真っ赤にして照れていた。
そして挨拶代わりのキスを頬に降らせるとその顔は更に紅くなった。

「あー、今日の夜また俺の部屋に来いよ。」
「今夜、ですね。わかりました。」

そう言って俺はジュードの目の前から去るとジュードは頬を押さえて顔を火照らしていた。
初々しいというか、可愛いというか、健気というかなんだろうな。

"コンコン"

「ジュードです。」
「入れよ。」
「失礼します..。」
「とりあえずこれに着替えてみろよ。」
「え...?!」
「なんか、文句ある?」
「いえ..」

俺は女用のメイド服をジュードに渡してみた。
そして恥ずかしそうに着替えたジュードが短いスカートの丈を気にしながら再び部屋に訪れた

「似合うぜ。」
「...はい。ぃゃ!」
「スカート捲ったぐらいで驚くなよ。..ちゃんと女物履いてんだな。」
「あまり、見ないで..下さい..。」

恥ずかしさのあまり顔を更に紅くさせていて、太ももをスッと触ると甘い声が出た。

「じゃあ、ジュード。」
「はい..。」
「そう怯えるなよ。次、俺を満足させてくれない?」
「え..?」
「わかるだろ?お前の口で俺のを、な。」
「...でも..」
「でも、じゃないだろ?使用人」
「そういうのは女性の方が..」
「今はお前がメイドだろ」
「..はい」

そう言って俺の膝の前におそるおそる腰を下し、朧げな手つきで俺のズボンに手をかけた。
そして俺のモノを取り出してゆっくりと口を付けた。

「歯、立てるなよ。」
「ふぁい..」
「舌でピチャピチャするんじゃなくて銜えろ。」
「..小さい口だな」

それでも小さい口で懸命に銜える年半ばも行かない少年に俺は欲情してしまった。
少しずつ欲望で大きくなってくる自身にジュードの顔は唾液でべちゃべちゃとしていた。

「もういい、後ろ向けよ。」
「え..アルヴィン..様..?!」
「一応仕事に差し支えたら困るからローション使ってやるよ。」
「え..や..怖....い.」」

今から俺がするであろう事を想像して震え出すジュードの腰をぎゅっと掴んで逃げれないようにした。
そうするとジュードの小さい体は恐怖で更に震え出した。

「痛くしねーよ。安心しろ」
「..は..い...」

下着をずらし双丘を撫でたらまた甘い声を出した。
貴族御用達のローションを指に垂らし蕾を少しずつ解いて行く。
始めこそ少し痛そうな声を出していたが指が3本入る頃にはすっかり喘ぎ声に変わっていた。

「っあぁ..アル..ヴィ..ン..様...」
「そろそろ、いいな。」
「..は..いっ...ぁあ!」
「ったく、これでもキツいかよ。」

狭いジュードの中は俺を締め付けるように絡み付いて来た。
辛そうな顔をしていたが、ジュードの自身を触ったり耳を舐めたりしているうちにその顔は熱で緩んで行った。

「ぁっ..アル..ヴィン...様..!ぁっ!」
「気持ちいいな、お前の中は。」
「はぁっ...ア..ル...ィ.さ...ま」
「今だけは、..アルヴィンでいいんだよ..っ」
「ア..ル..ヴィ...ン..ぁっ!」
「俺には..お前が..必要なんだ..」

そう言って激しく腰を突いたら今までで一番甘い声を発した。
指で解いてる時に見つけた前立腺にぐいぐいと押し付けたら俺を飲み込む程に締め付けて欲を放った。
ジュードの中から萎えた自身を抜くとローションと精液の混じり合った液がポタポタとカーペットを濡らした。

「アルヴィン様..すみません...」
「なんでおたくが謝るんだよ」

顔を見たら涙で少し濡れていた。
何と言うか主と一夜を過ごしてしまう使用人としての背徳感?を感じたようだ。

「いいんだよ。俺が頼んだんだからな。」
「..はい。」
「メイド服、精液まみれになっちまったな。」
「..」
「おたくが気にする事じゃねーよ。」

目の前のジュードはどうしたら良いのかわからないのかそわそわとして俺の様子を伺っていた。
精液が滴るスカートの丈をぎゅっと握りしめていたジュードの手を取り手にキスをした。

「ジュード、明日の夜も来れるか」
「ご主人様が..必要とするなら...」

誰かに必要とされたい少年を手玉に取り欲望をぶちまける悪魔の主だと言っても良い。
ただ、この少年がスヴェント家の門を開いた瞬間からジュードは俺の物だ。
そう決まっている。


『俺と使用人』





10.000Hit企画でとうきび様リクエストの品物です。
『主人アルヴィン×見習い執事ジュード』でしたが如何でしたでしょうか。
ジュードの敬語が難しい...!
リクエストありがとうございました!

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