「アルヴィン、どこ行くの?」
「どこっていったってなぁ」
「他の女性(ヒト)の所行くの...?」
「何処にもいかねぇよ」
「嘘だよね、たまに違う匂いしてる..」
「ジュード」
「ア..アルヴィンは...!僕の事..どうも思ってないの?」

俺が単独行動に移ろうとするとジュードは病気を起こす。
恋の病なら可愛いものだが、これはもう依存に近い気もする。

「そんなに俺の事信用できない?」
「...そう言って、いつも...嘘付くじゃない。」
「やれやれ、だな。」
「アルヴィン...!他のヒトの所に行ったら嫌だ..!」

そう言って壁際に俺を追い込んで来た。
子供の癖になんて熱烈な歓迎なのだろうか。どこで覚えて来たのか。

「アルヴィン、僕..アルヴィンと一緒じゃなきゃ駄目なんだ」
「ジュード..」
「だから...アルヴィンは僕の、だよね?」

そう言いながら精一杯背伸びしたジュードは俺の首筋に噛み付いた。
部屋の奥にある鏡からもハッキリ分かるぐらい紅い跡を付けられた。

「これぐらいじゃ、僕にアルヴィンは..側に居てくれない」
「いるだろうが、心配性だなぁ」
「じゃあ、僕とずっと一緒に居てよ...」

そのままベッドに誘導される俺。今日は偉く積極的らしい。
ジュードは俺に馬乗りになって先ほどの紅い跡を更に紅くしていた。

「ジュード君、あんまり目立つ所に付けられるのも困るんだけど」
「どうして?」
「ほら、エリーゼ姫とかの教育上良くないだろ?」
「エリーゼの背丈からならここまで見えないよ。」
「はぁ」

そう言って溜息を付くとジュードは俺の下半身に手を伸ばしていた。
それをジュードは手に取り舌を付けピチャピチャと舐め始めた。

「おい、ジュード」
「僕がアルヴィンを気持ちよくしてあげるから..だから..」
「っ..!ジュード..!」

静止の声も届かず俺自身を舌で舐めたり銜えたり上下したりするジュード。
一体何処で覚えたんだと思ったが、自分が教え込んだのを思い出して少し後悔した。

「アルヴィンの、凄い大きくなってるよ」
「ジュ..ジュード..」
「...これなら僕のに入れても大丈夫だよね...」
「お前..!慣らさないと痛いぞ...!」
「痛くないよ、だってアルヴィンのだから...」

陶酔してるジュードには何を言っても聞かないらしい。
ジュードは俺の上に股がったまま衣服を脱いで恥ずかしそうに指で軽く解して入り口に俺自身を当てた。

「ア..アルヴィン..いく...ね..?」
「ジュード、お前、怖いんじゃ」
「いく..からね...っ!」

少し解しただけのジュードの中はキツくて仕方なかった。
顔を真っ赤にしてうっとりした表情で俺を見つめてくるジュード、顔が少し寂しそうだった。

「ジュード」
「はっぁ!!ア,アルヴィン...下からぁっ!突かないでよ...!」
「いいじゃねぇか」

そう言って俺はジュードの体を掴んでそのまま正常位に持ち込んだ。
ジュードはビックリしてたが移動する時に奥に突いてしまったのか顔をくしゃくしゃにしていた。

「アルヴィン!」
「ったく、そんな顔するんじゃねぇ。愛してやるよ」
「あっ!奥に..!」
「ここ、がいいのか」
「ゃっあっ!」

ジュードが高く声を上げる所をひたすら突いていたら俺を酷く締め付けて来た。
締め付けられてそれでも最奥を突いたらジュードの自身から白濁の液が飛び散った。
それと同時に俺もジュードの中に欲望を吐き出した。

「ア..アルヴィン...どうして...っ..!」
「自分だけが愛されてないみたいな事言うな。俺は何処にも行かない。」
「でも..」
「お前が寂しいのが嫌なら俺がずっと居てやる。不安なら不安がなくなるまで愛してやるよ。」
「アルヴィン...」
「僕と...ずっと..一緒に?」
「あぁ」
「じゃあ約束、だね」
「..あぁ」


『約束の価値観の違いは訪れるのか』




10.000Hitリクエスト企画作品です。
ロミ様リクエストの『愛ゆえに病んでるジュード君(アルジュR18)』です。
ご希望に添えたでしょうか?
アルヴィンに依存してるジュード君を頑張りつつ描いてみました。。
リクエストありがとうございました!!

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