「な、何があったの…?」

「オイラが聞きたいくらいだ、うん」

デイダラってば、デイダラってば、両頬がお餅みたいにぷっくり膨らんじゃって…新年早々こんなのってないわ!!


「お正月だからって浮かれ過ぎよ!!」

「別に浮かれてこうなったわけじゃねえよ!!」

そ…っとその膨れ上がった頬を触ってみるとなんということでしょう恵比寿様のような触り心地!!

「お前恵比寿様に触ったことあんのかよ」
「いや全く。」

ごめん適当に言った。

「…お、お前もみんなと同じようにオイラをバカにするんだな…もういい!!お前なんか大っっ嫌いだー!!!」

「ああ!!デイダラ!男が簡単に泣くな!そしてその頬で走るとなんかいやらしい!!揺れているなはほっぺた!ほっぺたなのは分かる!分かるけど!」







「ハッ…」


夢を見ていたらしい。
えー初夢これー?


「こ、こうしちゃいられない!」

元旦だというのに急いで朝ご飯(元旦の朝ご飯はおせちだよね!)を食べ急いで着替え急いで家をでる。

「早く、確認しに行かなきゃ!」

もしかしたらデイダラの頬が本当に膨れ上がっているかもしれない!!

それにしても栗きんとん美味かった。









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