drrr!! | ナノ


「部屋もここにある物もなんでも自由に使ってくれてかまわないよ」
「はあ」
「そうそう寝る場所なんだけどね、最初は別でも後々絶対一緒に寝る様になると思って特に帝人くんの部屋を用意しなかったんだ。でもベッドはキングサイズに買い替えたんだよ。だから何ヤっても大丈夫!」
「大丈夫の意味がわかりません」
「帝人くん照れなくてもいいよ。はは、こんなやり取りをこれから毎日できるんだね!嬉しいよ!うれしくて何でも出来そうだ。天にも昇る気持ちってこの事だよね、きっと!」
「お願いだからそのまま天に昇って帰ってこないでください。とゆうか、どうして僕が臨也さんの家に住む事になってるんですか?」
「え?忘れたの?帝人くんの家壊れちゃった事。とても人が住める場所じゃないよ、あそこ」
「貴方が僕の家にたまたま来てた静雄さんを挑発して乱闘になったからでしょう」
「それで君が言ったんだ。責任とってくださいって」
「言いましたよ。でも普通一緒に住むなんて事にはならないですよね!?修理とか片付けとか頭に浮かびません?しかも準備が良すぎて気持ち悪いです」
「準備?当然じゃない。俺を誰だと思ってるの?帝人くんのためならなんだってできるさ!すごいだろ?愛の力って。帝人くんラブ!それにだいぶ前から俺の家はいつ帝人くんが来たっていいように出来てるんだよ!」
「…僕壊れててもあの家で生活をした方が色々安全な気がするので帰ります。さようなら、二度と現れないでください、って離せ変態」
「だめだよ帝人くん。ちゃんと責任とるって言ってるじゃないか。何が不満なの?部屋か、模様替えする?」



これって、同棲?






「あ、もうこんな時間だ。お風呂に入ろう」
「僕の意見は無視ですか」
「うん、当然。ほら見て帝人くん、泡風呂だよ!」
「泡っ!?僕初体験です。…楽しそう。早く入りましょう!」
「え!?一緒に入っていいの!?」
「入らないんですか?」
「入る!よし帝人くん、がんばろうね!」
「は、はい?(何を?)」




ナニコレー(←)最後帝人くんデレさせてみたよ!デレがよくわからないけど!(つづく)