※ひばつなパラレル。幼なじみ設定で誕生日!会話文のみ。 「恭弥、なに欲しい?」 「特にない」 「えーなんかないの?」 「…あるけど、ものじゃないから綱吉は買えないよ」 「何、それ?」 「教えない」 「なんだよ、教えてくれるくらいいいじゃん」 「だめ。それより早く買って帰ろう。綱吉のお母さんに怒られる」 「あ、そうだった!ケーキの上に乗せる苺が足りないって母さんもドジだよな」 「自分もそうでしょ」 「俺は母さんよりしっかりしてるよ!」 「そう?」 「そう!それより、本当に何?恭弥の欲しいものって」 「…僕たちがスーパーに行けばそこに居るけど、帰ればスーパーから居なくなる」 「は?居るじゃなくて、あるだろ」 「だから物じゃないの」 「ふーん。恭弥って良くわかんないね。ずっと一緒にいるのに」 「わかりやすいと思うけど。まあ綱吉は鈍感だからね。……すぐ隣に居るのに」 「え?恭弥、最後聞こえなかった」 「なんでもない。さ、早く帰ってお祝いしよう」 「恭弥の誕生日だよ」 「じゃあお祝いして」 「もちろん、任せて!」 君の瞳に映る時間が誰よりも僕が一番でありたい。 綱吉が好きな雲雀。雲雀が居て当たり前な綱吉。ただ恭弥って呼ばせたいがために書きました(笑) |