Sketch | ナノ


戦争サンド


※同級生パロ


「台風は明日の夕方頃上陸の予定です」

テレビから流れる注意勧告。
ここ数日、世間話には必ずと言っていいほどその話題が飛び交っていた。

「あーあ。せっかくの休みなのに台風だなんて。残念だね、帝人くん」
「うんそうだね」
「帝人、明後日の買い物の約束なんだけどよ、また次の週にしねーか?」
「うんそうだね」
「は?シズちゃん何勝手に帝人くんとそんな約束してるわけ?」
「お前に関係ないだろ」
「おおあり。俺の帝人くんなんだから、約束するなら俺の許可を取ってほしいな。まあ相手が誰であろうと許さないけどね」

「あのさあ」

そう僕が口を開くと二人は「何?」「なんだ?」そんな顔でこちらを向く。

「どうして二人とも僕の家にいるの?」

「え、そんなこと?」
「理由聞きたいのか?」

(こうゆう時だけ息が合うんだから)

「「そんなの」」

「「帝人(くん)が居るからだ(よ)」」




▽中途半端にも程がある(←)
とある日常の一日とおもってください。意味なんかないです。
ただ「帝人(くん)の隣に俺が居ないのおかしくね?」って話が書きたかった。それが当たり前だと思うおバカさんを書きたかったんです。

リク消化終わったらパロ書きたいな、いっぱい。
…ってことで、今月もよろしくお願いします!



2011/09/01 23:42


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