「げ、遠山…もしかしなくてもそのたこ焼きがお昼ご飯…?」
「ごっくん、せやでー」
「その十段重ねのたこ焼きが…?そんなにたこ焼き食べて飽きないの?てかよくお金あったね」
「おん!たこ焼きは美味いでー。金は今日おかんが寝坊したさかい、出してくれてん!」
「限度ってもんがあるでしょーに…」
「ワイの辞書に限度っちゅー文字はない!」
「説得力ありすぎてこわい」
「どやぁ…」
「どやってんじゃねーし!ていうかたこ焼き臭い!教室がたこ焼き臭い!」
「うーん、ファビュラスマックス…」
「なんか湧いたんだけど」
「先輩に向かってその口はなんやねん」
「光やーん。どないしたん?」
「たこ焼き臭っ」
「そう言ってんじゃん。財前先輩って馬鹿…いだだだだだ!」
「生意気な口利くのはどいつや?あん?」
「ぎゃああああ痛い痛い痛い財前先輩止めてください痛い痛い」
「ハハハー!佐倉がいじめられとるー!」
「遠山、てめっ、爆笑してんじゃねーし!」
「んでな金ちゃん」
「私の頭を話してから話して!」
「なんやー?」
「遠山も乗るなっ!」
「ひーっ、佐倉ウケるわ!」
「必死な要芽まじウケる」
「こいつらいつか必ずぶっ殺す…!」
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