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「おっはよー」

「たこ焼き…」

「昨日あげたじゃん」

「そや…昨日もらったから佐倉見るとたこ焼き食べたなんねん…」

「ってやり取りを毎回しているのでスルーします」

「酷おっ!でもその通りなので遠山さんも黙ります!」

「敬礼すんなし」

「ちゅーか聞いてーな!」

「なに」

「昨日な!千歳が部活に来んかってん!」

「千歳誰ー…」

「テニス部でな、でっかくて、ごっついねん!」

「なるほどわからん!でっかいって言ったらさー、昨日の帰り道ででっかい人が猫と遊んでたんだよね!むぞらしかーって。どういう意味なんだろ?」

「む、むぞらしか…やと…!?」

「な、なによ…」

「そのでっかいやつ、髪もさもさーっとしとって、違う方言で、男やなかった…?」

「うーん…言われてみればそんな感じだったような…」

「そっ、それ千歳やあああああああ」

「まじかあああああ」

「千歳えっ…部活サボって…ワイと…試合するって約束したやん…!」

「はは…」





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